【相談日記】「年齢的に難しい」→「どうすればできるか」への転換~Kさん(50歳代後半・女性・無職)~

「事務職を希望します。」
相談室を利用される方からよく聞く言葉です。
Kさん(50歳代後半・女性・無職)からも同様の言葉を聞きました。
Kさんは、正社員で勤務をされていた経験がありますが、家族の介護のために退職し、介護に専念した後に、契約社員やパート・アルバイト職員として数か所の職場を転々としてきました。
しかし、いずれも雇用期間の定めがある職場であったため、1か所で5年を超えるキャリアを構築することなく、現在に至っています。

周囲の方からも、いくつかの相談窓口でも「年齢的に事務は難しい」と言われ、落ち込んでいたのですが、やはり自分自身では事務経験を活かし、積み上げていきたい意向を持っていました。

そこで、「事務だけにこだわることは視野を狭めてしまうことなので、事務以外の選択肢も視野に入れましょう。でも、優先的に事務職へのエントリーを行い、難しければ枠を広げていきましょう」という方針を立てました。

結果として、高齢者福祉施設の一般事務職に契約社員として採用が決定しました。

Kさんは、常に「年齢的に無理かも」「もっと若い人がほしいに決まっている」と消極的な姿勢でしたが、「どうすれば活躍できるか」「どうすれば採用につながるか」を考えるようにアドバイスを送りました。

また、Kさんは入念に求人企業について調べることを怠りませんでした。
職場見学が可能であれば、率先して出向き、合同面接会があれば参加し、インターネットで事前に企業の情報を収集し、実際に足を運び……と自分が年齢や経験という不利と思っている部分を払しょくしようと行動を起こしました。

いろんな人と話し、業界のことも知ることができました。働き方も知ることができました。現場で抱えている問題も知ることができました。

Kさんは、業界の経験者でもなければ、資格を保有しているわけでもありません。
素直に、能動的に行動した結果が採用に結びついたのかもしれません。

「○○だから無理」と決めつけて、行動を起こさなかったら結果は出なかったでしょう。
だから、今の自分ができうる限りのことをすることでしか、自分の未来を勝ち取ることができないのではないでしょうか。




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