【相談日記】これからの働き方を考える~Iさん(60歳代前半・男性・アルバイト)~

Iさん(60歳代前半・男性)は、長年印刷会社に勤めていましたが、体調を崩し、定年前に退職。その後、療養期間を経て、清掃会社に就職しました。
今までと同じ程度の給与を見込んで、夜勤の仕事に就くことになりました。

夜勤の仕事に就いて、3年が経とうとしている時に相談室を訪問されました。

「夜勤の仕事は慣れればできると思っていたけど、だんだん身体がしんどくなってきた」
「だから、昼間に働ける職に就きたいと考えている」
「でも、昼間に夜勤と同じ仕事をしても、同程度の給与が見込めない」

とのことでした。

確かに、夜勤と同じ内容で昼間に働くと同水準の給与は見込みにくくなってしまいます。

そこで「どんな技術やスキルが活かせそうですか?」と尋ねたところ、「過去に印刷業を経験したことがあるので、その経験を活かせるなら」と回答がありました。

印刷業の求人情報を閲覧してみましたが、仕事内容がIさんの経験と合致しない結果が多く出てきました。
それは、新しい技術を求められていたからです。
Iさんは、従前の方法で仕事をしていましたが、世の中は技術が進歩していて、扱う機械やソフトウェアが刻々と変化していっていたのです。

そのことを知ったIさんは、「何も残っていない……」と肩を落とすことになりました。

ここで、Iさんの選択肢は絞られてきました。

現在、勤めている会社を継続するか、同職種で昼間の仕事に移るが給与を抑えられるか、異職種で給与水準が保てる昼間の仕事に移るか……

Iさんは、幸いにも現在仕事に就いています。だから、考える時間は残されています。
それぞれの選択肢においてメリットとデメリットをじっくり考えることができます。

現在は、その思考の途中です。
岐路に立つ中でどのような選択が結果的に正しく、満足できるかが今後のIさんの行く末を左右するかもしれません。

このような悩みに対して、答えは存在しないと思います。
相談室では一緒に考え、悩み、自分が進むべき道を発見、気づくお手伝いができたらいいのだと思います。




トラックバックURL

http://nishi-shigoto.com/chukounen/knowhow/soudan-diary180920/trackback/