【相談日記】目標がなくなったら、取り残されてしまったように感じる~Kさん(40歳代後半・女性・アルバイト)~

Kさんは、働きながら家庭の家事や子どもの世話と両親の介護を抱えて生活を送っていました。時には、生活リズムに合わせた仕事に変えていきました。その生活を送り始めて10年が経った今、子どもが手を離れつつあり、また両親の介護の必要もなくなり、自分の時間が増えてきました。
しかし、今の自分が何かから取り残されてしまっているように感じています。

今までは、自分の欲求を押し殺していたけど、いざ時間があるとなると、何をしたらいいのかわからない。
増してや年齢も重なり、体力的にも昔よりも衰えを感じてきています。

今のままの働き方に違和感を感じているので、転職をしたいという希望を持ちつつも、何か武器になるものがあるのか?と自問自答すると、「今、通用するものは何もない」と答えが出てきてしまいます。でも、今の自分は好きになれないのです。
残りの人生を考えると、焦りが生まれて、何かしないといけないと思うのですが、何をしたらいいのかわからず、昔のように「まずはやってみよう!」という気持ちにはなれず、確実性を求めてしまっています。

周りは日々成長したり、変化したりしているのに、自分だけが何も進んでいないと感じれば感じるほど、空しくなり、絶望感を感じてしまいます。

そんなKさんに「ある意味、自由に物事を考えられるようになったのだから、歓迎すべきことではないんじゃないですか」と問いかけると、「子育てや介護など、何かに一生懸命になっていたからやってこれたけど、今は一生懸命になれるものがない」とありました。仕事でもいいし、趣味でもいいし、勉強でもいいし、何か「取り組めるもの」があれば違う動きになっているかもしれません。

Kさんには「自分が一番輝いていた時」「子育てや介護に捧げた10年間」「現在」を比較してもらいました。やはり、子育て、介護の期間を経て、仕事に対して努力することや新しい知識を取り込むこと、仕事へのモチベーションが下がってきているようでした。そして、「10年後の自分」がなりたい姿も併せて比較してもらいました。すると自分が一番輝いていた時の自分に近づきたいと思っているようでした。

今は、なかなか動けない自分がいますが、現在の自分を受け入れ、なりたい自分に近づけるように、一歩ずつ進んでいくKさんをこれからも応援したいと思います。




トラックバックURL

http://nishi-shigoto.com/chukounen/knowhow/soudan-diary180424/trackback/