【相談日記】これからの10年を考える~Hさん(40歳代前半・女性・アルバイト)~

Hさんは、現在アルバイトで働いていますが、今後のキャリア形成に悩んでいます。
今まで、定着して働いた仕事がなく、周囲に流されて職場を転々としてきました。
しかし、そんな自分にイヤな思いもしていたのです。

「自分の意思で何かを決めたいと思っていても、周囲の意見に納得してしまって、その道に進むのだけど、後悔することが多い」

そうして過ごしてきた20年間を変えたいと思うようになりました。

「何かやりたいことはありますか?」
この問いかけに、次のように回答がありました。

「やりたいことは考えられない。自分の能力から考えると、”できる”仕事もないのではないかと思う」

では現在勤めているアルバイトは”できる”仕事なので、継続することを勧めましたが、将来ずっとその仕事をしていたい希望はないそうです。

そこで、興味を持つことを掘り下げることにしました。

芸術分野に興味を持っているようなので、関連した商材や商品を扱っている業種の中でいくつかの職種を抽出し、見ていただきました。
すると、興味を少し持っていただけたのか、具体的な質問が出てきました。

「これって、どんなお客さんを相手にするのですかね?」「商品知識ってどのくらい必要なのでしょう」「どんなやり方で商売しているのかわかります?」……

それまでは求人情報の中でも、待遇条件や仕事内容に記載されている表面的な内容でしか判断してこなかったのですが、ちょっと目線が変わりました。

その職場で働くことができるか。自立した働き方をイメージできるか。

今後の10年を考えると、職場で機能的(企業のミッションが達成でき、かつ、自分の満足度も高くなる)に働くことができるようにならないといけません。
機能的に働くには、職場に依存した働き方ではダメなのです。

Hさんは、今まで燻っていた自分の殻を徐々に割って、違う自分への変化を遂げようとしています。

そうして新しい生き方や考え方、働き方が生まれ、職場に定着することができるのではないでしょうか。

今後の就職活動も相談室としてサポートを全力で行いたいと思います。




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