【相談日記】選択肢を広げてみる~Mさん(50歳代前半・男性・派遣社員)~

Mさんは、長年勤めた営業職を退職し、福祉業界に転身しました。年齢の影響もあってか、派遣社員として現在勤務しています。
派遣社員として勤務している中で「直接雇用で雇われるようになる」という目標を立てました。

ちょうどそのタイミングで相談室にお越しになられたのです。

現在の派遣社員で勤務している職場では直接雇用に転身できる可能性が無いそうです。
そこで、派遣社員から脱却し、直接雇用の道を探りたいと考えています。

約1年半の福祉業界での経験から、今からは自分の年齢も考慮して、キャリアプランを立てたいとのことです。

その結果「求人情報が見当たらない」となり、壁にぶつかってしまいました。

福祉業界と一言で言っても、幅が広く、様々な関わり方があります。
対象としている人、行う業務、それに付随する労働条件……

そこで、Mさんに「自分が福祉業界で誰を幸せにしたいですか?」と問いかけました。

するとMさんは答えが出てきません。

今まで勤めてきた福祉施設では、「担当を任された業務を指示通りに行う」ことが多く、自ら考え、行動する余地がなかったと言います。
だから急に答えが出てきませんでした。

しばらくすると「福祉施設の利用者の家族の支えをしたい」と答えが出てきました。

その後、いろいろとお話をしていきましたが、この答えが達成できる道を探っていくことになりました。

そのためには、Mさんの知識や見聞が狭いように感じます。そこで、福祉業界に携わる機関や人を洗い出して、それぞれの役割を考えていくことになりました。

Mさんは、もともと営業職であったため、「自ら考え、行動すること」が得意でした。現在は、福祉業界について様々なところに出かけ、話を聞き、自分の方向性を定めるための情報収集を行っています。

このように、「求人情報が見当たらないのは、自分の方向性が定まらず、なんとなく求人情報が自分と合わないと感じた」ことから生まれた不安・悩みでした。

Mさんは、今後、自分が就こうとしている業界像を把握し、自分が達成したい職種について考察し、行動することになります。
選択肢を広く考え、絞り込んでいく過程を、持ち前の行動力で過ごしていっていただければと思います。




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