【コラム】休むこともたいせつなことです

転職活動を行っていらっしゃる中で、考え方が窮屈になってる方が多い印象があります。

考え方が窮屈になっているというのは、「視野が狭くなっている」「考え方が浅くなっている」「自分本位で考えすぎている」と言い換えることもできます。

転職活動が前向きな理由でない場合も多々あると思います。
そんな時は、どうしても考え方が窮屈になりがちなのではないでしょうか。

転職は「未来を考えるための一大イベント」です。
だから、入念に考え、検討し、あらゆる想定をして臨むことが必要なのですが、気持ちが前向きでない場合は、「こなす」「やっつける」という認識になってしまっている場合が多いようです。

おそらく前向きな理由でない転職は、何らかの不満が前職在籍時にあったのだと思います。
そうすると、何らかのダメージを受けている可能性が高いと推測されます。
ダメージを受けた状態で、次のことを考えると考え方が窮屈になると思います。

ここではスポーツを例にして考えてみます。
スポーツ選手が足を骨折してしまった場合、治療を受け、患部を安静にし、治癒するまで待ちます。その後、徐々に元通りに動けるようにリハビリテーションを経て、実戦に復帰していきます。
もし、足を骨折した状態で無理をして、負荷の高いトレーニングや実戦を行い続けるとどうなるでしょうか。
もちろん自然治癒力があるので、時間をかければ元通りになることもありますが、おそらくケガの状態がひどくなってしまうケースも多いと思います。ましてや、本来のパフォーマンスを披露することは難しいのではないでしょうか。

こうして考えると、一旦休んで元通りのパフォーマンスができるまで待つこともたいせつなことです。
焦る気持ちが出てくるのはわかりますが、休んで、エネルギーを蓄え、次の行動に移るというプロセスを経ることで、より精度の高い思考や選択ができるのではないでしょうか。

しかし、ただ完全に元通りになるまで、待つのは時間がもったいないものです。
休むと言っても、一日中寝て暮らしていては身体はなまりますし、頭の回転も鈍くなってきます。

少し回復の兆しが見えたら、人と会ったり、次の方策を検討するための情報を収集したり、出歩くことで刺激を受けたり……と、行動を起こすことで前進していきましょう。

ダメージを受けたら、一旦休んでダメージの更なる悪化を食い止める。その後、リハビリテーションをして、元通りに近い状態までコンディションを整える。

その過程がキャリアの中で重要なポイントとなるかもしれません。

もちろん、「ほんの少しのダメージを受けただけでも休む」というのは休み癖がつきますので、気をつけてくださいね。




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