【コラム】ゴール手前で失速しないために

みなさん。こんにちは。暑い日が続いていますが、水分補給などを小まめに行い、体調管理をしっかりしてくださいね。

さて、突然ですが、100m走はゴール前で失速しやすいそうです。

これは「もうすぐゴールだ」と思うことで、気が緩んでしまうことが原因なのだそうです。しかし、そうするとタイムが遅くなってしまいます。

アスリートと呼ばれる選手の方々は、ゴール前で失速しないようにゴール後の行動までを一連の流れとして捉えているそうで、ゴールテープを切る時点がゴールじゃないそうです。

これはスタートも一緒で、スタートの合図がある時がスタートではないようです。ユニフォームに着替えて、走る準備をしている段階からすでに一連の流れがスタートしているそうです。
そうすることでスタートの時点で必要以上に焦らなくても済み、ゴール前で速度を維持しながら駆け抜けることができるようです。

このことは就職活動に限らないですが、どんな場面でも当てはまることかもしれません。ここでは就職活動の場面を思い浮かべて当てはめていきたいと思います。

就職活動はやることが多くあります。履歴書や職務経歴書を書いたり、求人を探したり、面接を受けたりと……。でもこれらは一連の流れとして捉えましょう。
履歴書や職務経歴書を書くためには、過去のキャリアの整理や自己分析が必要ですし、求人を探すためには条件設定をしなければなりません。面接は非日常的な場面ですから、練習をしておくことも大切でしょう。
また、履歴書や職務経歴書は書いたら終わりではありません。せっかく書けたら応募しなければなりませんし、見直してより良い内容にブラッシュアップも必要になる時があるでしょう。求人も探すだけじゃなく、企業研究をしたり、実際に応募することもたいせつです。面接の場面も通過点でしかありません。

面接では「緊張してしまう」と多くの方が言います。緊張するのは当たり前なので、緊張しないようにすると考えるのではなく、緊張状態で自分自身を表現できるかに焦点を絞った方が良いかもしれません。
面接は家を出る時から始まっています。無職状態の人はビジネスシーンから遠ざかっているので尚更ですが、面接は「仕事モード」で臨む必要があります。家を出る時には仕事モードをオンにしてみましょう。電車に乗る時や街を歩く際も仕事モードです。
面接企業に着いたら、より仕事モードを強めていきましょう。面接官は求職者ばかりと会っているわけではありません。同僚や取引先の方等、仕事モード全開の方と日々会っている人たちです。その状態の中で仕事モードがオフになっている人と会ったらどう感じるでしょうか。やはり物足りなく感じるのではないでしょうか。

いざ面接がはじまってももちろん仕事モードです。自社でやってもらう仕事ができそうかどうかを判断されるわけですから……。

そして、面接が終わったからと言っても仕事モードをオフにしてはいけません。家に帰るまでオンの状態を維持しましょう。

家を出る時から家に帰るまでを仕事モードにしておくと、その間にあった面接は、通過点でしかありません。緊張が和らぐというより、緊張を意識し過ぎている場合じゃないので、面接自体を自然体で対応できる可能性が高まります。

100mのゴール前で失速してしまうのではなく、ゴールテープを速度を落とさずに駆け抜けてみる。そのためにはゴール後の行動までを一連の流れにする。こうすることで肝心な場面で失速せずに済みます。

もっと大きく見れば、就職活動自体も通過点です。みなさんのキャリアの中の一時でしかありません。就職活動後に新たな環境で活躍し、定着している自分を想像することができていれば良いのではないでしょうか。




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