Mさんは長年、スーパーの販売職として勤務していました。
ある時、入院している親戚の方を親身になって介護しているヘルパーの方の姿に感動し、介護の道に進むべく転職を決意し、スーパーを退職。
その後、職業訓練でヘルパー2級を取得し、就職活動に臨みました。
しかし、すぐに採用には至りませんでした。
応募書類もなかなか通らないので、工夫が必要だと思い、西宮市しごと相談室に来室していただきました。
応募書類では、過去の仕事内容などは書かれていましたが、肝心の「なぜ介護の道に進みたいと思ったのか?」「なぜ、その会社に行きたいのか?」があまり書かれていませんでした。少し応募書類を工夫すればより「熱意が伝わる応募書類」ができる、と感じました。
そこで、Mさんの自己PRを見直すことに。「なぜその会社に行きたいのか?」「なぜその会社でなければならないのか?」といった志望動機や「自分の強みはどんなことで、どのように活かせるのか」といった自己PRをもう一度組み立て直しました。そして職務経歴書に落とし込み、採用選考に臨みました。
数日後、西宮市しごと相談室にMさんから一本の電話が入りました。
「就職先が決まりました!」採用は、面接の場で即決だったそうです。
現在、Mさんは介護職員として勤務しています。これから多くの人々を笑顔にしていくことでしょう。
【Mさんの成功の秘訣】
「自己PRは、包みかくさず、
ありのままに伝えるのがいいと思う。
きれいに喋るとか、自信があるとか、○○ができるとかではなく。」
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