自己アピール・PRについて

自己理解・自己分析の一つの方法~ジョハリの窓~

「自分のことは自分が一番理解している」と言いたいところですが、やっぱり悩むのが自己理解です。「自分がどういう人間なのか」を応募書類や面接で自己PRとして伝えないといけません。

まずは、「ジョハリの窓」の紹介です。
ジョハリの窓とは、心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガム が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことです。

自己には以下の4つがあるとしています。
・「明るい窓:自分にも、他人にも分かっている姿」(open self)
 →自分に分かっている-他人に分かっている
 ⇒自分も他人も知っている「自分」
・「隠された窓:自分に分かっているが、他人には見せない姿」(hidden self)
 →自分に分かっている-他人に分かっていない
 ⇒自分は知っているけど、他人は知らない「自分」
・「盲目の窓:他人に分かっているが、自分には分かっていない姿」(blind self)
 →自分にわかっていない-他人に分かっている
 ⇒自分は知らないけど、他人は知っている「自分」
・「未知の窓:自分にも他人にも分かっていない姿」(unknown self)
 →自分にわかっていない-他人にわかっていない
 ⇒自分も他人も知らない「自分」
ジョハリの窓

その中で、「明るい窓」の領域を広げていくことが望ましいと考えられています。

「明るい窓」の領域を広げるためには、残りの3つの領域を広げていくことになります。

それには「フィードバック」「自己開示による気づき」「チャレンジ」が必要となります。


求人情報には3色マーカーペン&ランク分け

■求人情報には3色のマーカーペン

企業の求人情報を見つけたら、まずは3色のマーカーペンで色を塗ります。
(1)自分が良いと思った箇所
(2)条件に合わないと思った箇所
(3)不明瞭な箇所

それぞれを違う色で塗ります。

(1)が多いほど、自分の興味がある求人情報となります。
ただし、「(2)が多いから候補から外す」とするのは早計です。
例えば、就業場所。通勤時間を自宅から30分と想定していたら、1時間かかる求人情報には(2)の色が塗られます。しかし、想定よりもオーバーしている30分をどう活用するかを考えて、「電車内で仕事関連の読書ができるな」とすると(2)の色ではなくなるかもしれません。ということで、(2)の色を塗った箇所については再考します。

また、(3)の箇所については、企業研究(同業他社の情報などからの推測も可)をより行い、明確にしていきます。

■自分の求人ランキングをつけよう

上記で色分けをした求人情報のランキングをつけます。例えば、5段階で分けてみてはいかがでしょう。

Sランク:求人情報を見たら即応募をするレベル。運命の出会いと感じるもの。
Aランク:経験等が活かせて、職場にすぐなじめそう。自分の仕事がしやすそう。明日からでも可能。
Bランク:経験等を活かすことができるが、諸条件が想定と違う部分がある。
Cランク:1から10まで教わればできるであろう仕事。
Dランク:今から相当な時間と労力をかけて技術などを習得する必要がある。

この作業を通じて、「自分の就職先に求めるもの」「自分が就職するに当たり、大事に思っていること」「ゆずれないポイント」が見えてきます。

求人情報を取得する段階では、ある程度多めに取得し、ランキングをつけてみましょう。多くのサンプルケースから見ることで、自身の可能性を増やすことにつながります。

また、上記のランキングの基準は途中で変更してもかまいません。

■類似点を見つける

上記のランキング上位(例ではSランクやAランク、Bランク)は、自分の興味との距離が近いとなります。客観的な視点も含めて、考察すると「企業が求める人物像に近い」となります。

では、その根拠は何なのでしょうか。

自己理解で抽出した点と仕事の分析等で抽出した点に類似点があれば、根拠となります。根拠とは、経験に基づくエピソードのことを言います。

そうすることで、オリジナリティがあり、かつ企業が求める志望動機や自己PRの作成につながります。


自己PRは、企業で活かせてナンボ

自己PRは、自分が書きたいこと、言いたいことではなく、相手が読みたいこと、聞きたいことを伝えます。

最終的には、自分は御社にとって「ほらぴったりでしょ?」という感覚を伝えることになります。
それは、企業で働いている自分をイメージしてもらうことに他なりません。

要するに「受け身」ではなく「自分が企業内で働いている姿」をイメージして伝えることが大切です。

「学びたい…」「教えてもらいながら…」というような言葉を使うのではなく、自発的に「自分の○○という経験は△△のような形で活かせると思う」などとする方が印象が深まると考えられます。

それが、企業の採用担当者に「働いている姿をイメージしてもらう」ことにつながります。

さて、どのようにイメージしてもらうかを1分間で自己PRできるようにしてみましょう。

1分間自己PRは、①結論(10秒)②根拠(35秒)③活用(15秒)という3つの構造になっています。

ある「テーマ」を掲げて、3つの構造を考えます。

①結論(10秒):伝えたい内容(WHAT)
②根拠(35秒):なぜ「伝えたい内容」だと言えるのか(WHY)
③活用(15秒):「伝えたい内容」はどのように活きるのか?(HOW)

例)テーマ:バイトでの新人教育係の経験 ※省略版です
①結論:私は教えることが得意です。
②根拠:なぜならバイトにて新人教育係を担っていたからです。
③活用:御社にて後輩の指導に活かすことができます。

 →さらにパワーアップすると…
①結論:私は人ができるようになるため、効果的な伝える力があります。
②根拠:なぜならバイトの新人教育係の経験にて、マニュアルを作り、3日でしっかり業務ができるような人材を育成しました。
③活用:この経験は営業活動の際にお客様に間違いなく情報を伝え、満足度を高めることに活かせます。

このように同じ経験からの内容でも視点の違いで、活用内容が変わってきます。1つ事項から複数の自己PRを作ることができます。


彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず

「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」

有名な孫子の一節。
デジタル大辞泉によれば「敵と味方の情勢を知り、その優劣・長短を把握していれば、何度戦っても負けることがない。」という意味だそうです。

就職活動をする上でも、似たようなことが言えるのではないでしょうか。
まずは、自分を知ること。
そして、応募したい企業を、深く知ること。

これがとても大切だと思います。
自己分析が苦手だという方がいらっしゃいますが、その気持ち、よくわかります。
自分自身と向き合って答えを見つけることはとても大変な作業ですよね。
自分の出来る事、苦手な事、思考のくせ、没頭してしまう事、譲れない事、信念、自分にとって働くとは…。いろいろな問いを自分に投げかける作業です。
でも、自分だけでなく、人に聞いてみることや相談することで新たな自分の一面に気付けることもあります。

自分ひとりで行き詰まったら、家族や友人、就職活動で出会った人たち、私たちしごと相談室でもかまいません。色々な人に自分のことについて話をしてみてください。

そして次に大切なことは、応募したい企業を良く調べること。
経営理念、誰を相手にビジネスをしているのか、利益はどこから生まれるのか、この企業の最大の特徴、この企業の人に会ったら聞きたいこと…などなど知りたいこと、知るべきことを一つ一つ積み重ねて下さい。

これらの小さな積み重ねが身を結ぶと思います。
もしも「これ以上ない!」って思うくらい自分と企業のことを知り、書類や面接においても努力と研さんを積んで、採用叶わなかったときはご縁がなかった、ただただその理由だと思います。その企業にご縁がなくても、あなたとご縁のつながる企業は必ずあります!

西宮市しごと相談室では、自己分析や企業研究のお手伝いをしますので、ぜひお気軽にご利用ください。

その他、自分を“伝える”模擬面接など、様々なサポートを行っています。ぜひご活用ください。

西宮市中高年しごと相談室では、自分を“伝える”模擬面接など、様々なサポートを行っています。
ぜひご活用ください。


【相談日記】見える化をすること

職業相談をする中で「何ができますか?」と質問する場面があります。その時に「何もできません」とお答えになられる方もいます。

確かに「他の人と比べて優れてできること」となれば、難しいかもしれません。

しかし、よくよく話を聞くと意外と「できること」って出てくるものです。

ここでの「できること」は決して人よりも秀でていることではなく、素直に、正直に、身の丈で「できること」のことを言います。

抽出した「できること」には、「程度・レベル」を併せて記録し、できることリストを作成していき、「自分の見える化」を図るのです。

そこで、西宮市しごと相談室では、「自分スペック表」というツールを作成しました。いわばできることリストです。「できることの内容」「100%できる姿」「現在のできる度」「できる度を伸ばすためにできること」の4つの段階で構成されています。このような内容で整理すると、自分もわかりやすいですし、相手にとってもわかりやすくなります。
ここでは、数%でもできることは「できる」に位置します。逆に「できない」は、できる度が0%の場合に限ってきます。

よく質問で「パソコンができるとはどれくらいできることを指すのか?」と聞かれます。
企業が求めるパソコンスキルの詳細については、事前にわからないことが多いです。

しかし、「わからないから応募しないでおこう」と思うことや「たぶん非常に高いレベルを求めているのだろう」と推測することで、応募に躊躇してしまうのはもったいないと思います。

ここは、一度、自分のスペックを応募書類に書いて、企業に判断をする材料を提供しましょう。企業が判断して、OKであれば、OKなのですから。

「できることがない」「人よりも秀でているものがないから、長所がない」と考えないで、ちょっと前向きに考えてみましょう。

誰かと話をすることで、自分では気付かない自分を発見できることも多いです。西宮市中高年しごと相談室で「自分の姿」を掘り出してみませんか?
意外な一面と出会えるかもしれません。
(相談員M)


【フレームワーク就活術】~自由に発想する~

<9つの枠>
まずは、9つの枠を作り、真ん中にテーマを書きます。
そして、その周りにある8つの枠に答えを記していきます。ここでは全部の枠を埋めることを心がけます。

さらに展開して、出てきた答えを9つの枠の真ん中に移動させ、同じように周囲の8つの枠を埋めます。

このようにすると、どんどん意見が広がっていきます。意外な意見が出てきたり、深い意見が出てきたりします。

発想をふくらませるには最適な方法です。

9つの枠

テーマの設定はさまざまです。

○自分の長所は?
○自分の短所は?
○なぜその企業に行きたいのか?
○自分の経歴で活かせる点は?
○自分の経歴で活かせない点は?
○企業で活躍できると思う理由は?などなど

どんどん深く掘り下げていきます。頭の中を絞ってみて、最後の一滴が納得できる言葉かもしれません。

連想ゲームのような感覚でどんどん発想してみましょう!


再現性のハナシ

もしあなたが面接の担当者ならどんな気持ちで採用を考えますか?

おそらく「自社で活躍してくれそうかどうか」で判断すると思います。活躍してくれるかどうかの基準は企業毎によって違いますが、どの企業にも共通する事象もあるのではないでしょうか。

それが「再現性」です。

再現性とは、「企業に入ってからも自分の経験から得たことや自分自身の良さを活かすことができるかどうか」のことです。

例えば、前職が営業職だった場合、過去に年間100件の新規顧客の獲得に成功したとしましょう。その経験を次の職場で同じように年間100件の新規顧客獲得に活かすことができるかどうかです。

単純に言うと上記のようなことですが、扱う商材や会社の規模、位置づけによって年間100件の捉え方が違ってきます。

また、「○○大会に優勝した」「ベスト4に入った」「支店内で表彰を受けた」なども同様に次の職場での再現をアピールすることは困難になってきます。

さらには、「学生団体を立ち上げた経験がある」からといって、新規プロジェクトの立ち上げが可能かと言えば、それはいささか疑問が残ります。

ここで重要なのは「結果ではなく、その結果になるためにあなたが行動したこと」をアピールしてほしいのです。

そうしないと「自慢ばっかりする人だな~」という印象を持たれてしまうかもしれません。

年間100件の新規顧客を獲得したのはどうやって達成したのか…
○○大会に優勝するまでにどんな努力をしたのか…
ベスト4に入るまでにチームワークをどう培ってきたのか…
支店内で表彰を受けるにあたり、日々の仕事に取り組む姿勢はどうだったのか…
学生団体を立ち上げるための困難をどのように乗り越えてきたのか…

上記のようなプロセスを交えて相手に伝えることではじめて、再現性を語ることができます。

ここで忘れてはいけないのが「あなた」の存在です。
伝える内容に「あなた」がいなければ、部活動の成果、支店の成果ということになり、「あなたの成果」とは言い難いものになってしまいます。

過去の実績に「あなた」を登場させて、再現の可能性であることをお伝えしてください。

最後に…「実績」と言っていますが、何も華々しい成績が必要ではありません。自分が取り組んだ小さなことでも立派な成果です。その成果を見逃さずに、そして恐れずに伝えてみてください。

そこが企業が知りたいポイントです。


自分を見つめてみること

「自分を見つめてみたらいいのではないか?」という言葉があります。ぼんやり考えたり、過去を振り返ってみたりすることを想像しますが、今回はリアルに自分を見つめてみるという話です。

映像や写真、鏡に映る姿などを自分の目で見ることで気づくことって意外と多いものです。

とりわけ、就職活動は面接官や採用担当者などの第3者から見られるわけですから、非常に重要な要素ではないでしょうか。

西宮市しごと相談室で実施している「自分を伝える模擬面接」では、希望される方にビデオで面接の様子を撮影しています。その映像は、別室のパソコンにて視聴することができるのですが、視聴後にこんなコメントをいただくことが多いです。

「下を向く時が多かったですね」
「目がきょろきょろしている時がありましたね」
「手が無意識に動いていましたね」
「後半になると早口になっていましたね」
「ネクタイの色が思ったより目立ちますね」
「笑顔が少ないですね」
「意外と声が低いですね」
「思ったより明るい印象でしたね」
「猫背になっていて、姿勢が悪いですね」
などなど…

同じようなことは、模擬面接が終わった後の振り返りの時間でもお伝えしているのですが、実際に映像を見ることで、はじめて自分の中に落とし込むことができるのでしょう。

「自分が面接官だったら」と客観的に自分を見ることになり、改善点を見つけやすくなります。

自分の特徴や癖を知ることで次にやるべきことが見えてきます。

西宮市しごと相談室の模擬面接は実施回数に制限はありませんので、次回以降の模擬面接時に改善できているかのチェックもできます。
一気に改善できている方もいれば、1つずつ改善している方もいます。

また、履歴書に貼る写真も同様で、やっぱり良い印象を与えたいものです。「写真なんて顔が映っていたら一緒」と思わずに、撮り方の工夫をしてみるのもよいでしょう。だって、一番最初に企業に届けるあなたからのメッセージ(応募書類)の中で、一番目立つ部分なのですから。

一度客観視して、自分を見つめてみることをしてみませんか?


自己紹介は何を話せばいいの?

初対面の人と出会う時に、自己紹介をしますよね。就職活動でも面接や企業訪問の場面で、自己紹介を求められることが多いようです。

実際に西宮市しごと相談室での模擬面接でも「自己紹介をお願いします」と問いかけると「自己紹介…自己紹介って何を話せばいいのですか?」と逆質問を受ける場合も多くあります。

まずお伝えしたいことは、面接の時間は限られているということです。
短い時間の中で相手も自分も判断をしなければならないのが面接です。では、その短い時間をどのように使えば有効なのでしょうか。

テレビの2時間ドラマを見ることを想像してみてください。
このドラマは約2時間の物語で、いわば限られた時間の中で視聴者を惹きつけなければ視聴率獲得につながりません。

ドラマの冒頭では、「ラストに衝撃的な展開が待っている」「途中で特別ゲストが登場する」「見終わった後、こんな気持ちになる」というように「ここを見てください!」というメッセージを提供することが多いです。そうすることで視聴者の2時間を確保するきっかけを作っているのです。

この冒頭部分が面接での自己紹介の部分にあたります。

できるだけ簡潔にかつ、自分のことを言い表す言葉を選んで自己紹介を行う必要があります。

では、何を話せばいいのでしょうか。

よく「自己PRを話せばいいのですか?」「志望動機を話せばいいのですか?」と質問を受けますが、相手(面接官)のことを考えると自己PRや志望動機を長々と話すことは得策ではないと思います。
なぜなら、面接官は抽象的に「自己紹介をしてください」とするだけなので、どんな回答が得られるかの的を絞っていないからです。

詳しく解説すると、面接官が「志望動機をお聞かせください」と質問をすると志望動機を答えます。面接官は志望動機を答えてくれるのだなと思いながら話を聞きます。ある程度、回答の想定がついているのです。

そう考えると、自己PRや志望動機など自分が相手に絶対知ってもらいたいという熱意のある内容は、じっくり聞いてもらいたいものです。
だから自己紹介に紛れて話すと、印象が薄くなりがちだと考えられます。

前述の考え方から、自己紹介は「あなたはどんな人ですか」と言いかえることができ、氏名、年齢、住まい、所属(学生の場合は学校名、学部名、学科名、学年)などの基本情報と面接で「自分のここを見てください!」という事柄を簡潔に伝えることが必要となります。
過去の経験や趣味、好きなモノ、ライフスタイルなどを盛り込みながら「自分」を伝えることやキャッチコピーを用意するのも良い方法でしょう。
目安としては60秒くらいでしょうか。

要するに、面接の冒頭で相手に「こんな人なんだな」と印象付けることが必要なのです。

一度、自分で自己紹介文を作り、時間を計ってみてはいかがでしょうか。

自己紹介は、面接以外でも求められる場面があります。
いくつかパターンを用意しておくのも良いかもしれません。


たとえ話(比喩表現)でわかりやすく

たとえ話とは、「複雑な分かりにくい内容を、比喩によって具体的なものの話に置き換えて分かりやすく説明する、短く簡潔な物語のこと。」≪出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)≫です。
就職活動の一場面で「自分の言いたいことがまどろっこしくて伝わりにくい」「簡潔に伝えることが難しい」と思ったことはありませんか?

現在のように就職難の時代のことを、「就職氷河期」とよく呼ばれています。これもたとえ話の一つです。寒々と凍てつき動かない就職状況を氷河期に見立てています。

就職活動を進める中で、自分のことを伝える場面に遭遇することが多いと思います。その時に、相手にわかりやすく説明し、かつ納得してもらう必要が出てきます。

そんな時は、たとえ話が有効なのではないでしょうか。

面接で「自分をモノに例えると?」「自分を色に例えると?」と問われることがあると聞きます。
この設問は、まさにたとえ話。
単純にモノや色を回答するだけではなく、なぜそう思うのかという根拠も併せて伝えることになります。

面接官「自分をモノに例えると何ですか?」
自 分「はい。私をモノに例えるとエアコンです。なぜなら、一緒にいるメンバーが快適に過ごせるよう、その場の空気を調節できるからです。」

面接官「自分を色に例えると何ですか?」
自 分「はい。私を色に例えるとピンクです。なぜなら産婦人科などでも使われているように、人を暖かくする力があると思うからです。」

このように自分を簡潔に言い表す時に活用できます。
上記のように直接的な質問(「自分をモノに例えると?」や「自分を色に例えると?」など)ではなくても、「あなたの長所を教えてください」「自己PRをしてください」などの質問の時にも活用できます。

面接官「あなたの長所を教えてください。」
自 分「私は、一緒にいるメンバーが快適に過ごせるよう、その場の空気を調節できます。モノに例えるとエアコンのような存在です。」

面接官「自己PRをしてください。」
自 分「私には人を暖かくする力があります。色に例えると産婦人科でも使われているピンクです。」

また、たとえ話は、志望動機などにも活用できます。

【※応募する企業が何か(誰か)と何か(誰か)をつなぐ仕事だったとしたら…】
「なぜこの仕事をしたいと思いましたか?」
「御社での仕事はお客様と製造者の間に立って、良い商品を提案することが求められていると思います。お客様からの高度なニーズに応えるために、正確に製造者に伝える必要があり、私が得意とする『ワイドショーのようなわかりやすい解説』が活きてきます。」

【※応募する企業が漬物製造業だったとしたら…】
「なぜ当社に興味を持ったのですか?」
「自分自身がまるで漬物のようだと思ったからです。主役ではないけれども、傍にあるとついついほしくなってしまう存在です。また、長い時間を漬け込む様子は自分の忍耐力の強さに通じるとも感じました。」

この他にも「前職ではどんな仕事をしていたのか?」「入社してどんな社員になりたいのか?」などの設問でも活用ができます。

まずは、自分自身や経験、思いを身近なモノに置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに就職活動全般もよく「結婚」にたとえられます。
履歴書や職務経歴書、エントリーシートなどの応募書類のことを「ラブレター」、面接のことを「プロポーズ」というように…。


自己PRを考えるにあたって

応募書類や面接において、「自己PRが難しい…」など、自己PRについてお悩みの方もいらっしゃると思います。
そこで、自己PRを考えるコツをご紹介します。

自己PRの材料をたくさん出しましょう

まずは思いつく限り自己PR材料を出しましょう。自分の長所や、これまでに取り組んできた事などを軸に、具体的にストーリーとして書き出しましょう。はじめからキレイに書こうとする必要はありません。文章が長くなっても良いので細かく書きましょう。後でまとめていけば大丈夫。また、いくつか(たくさんあればあるほど良い)自己PRのネタ出しておくと良いと思います。後に、応募する企業に合わせて自己PRをまとめていくと良いでしょう。

自己PRの内容を、応募先企業に合わせてブラッシュアップ

求人で求められる人物像を想像し、その企業に合った自己PRを考えていきます。 あらかじめ書き出しておいた自己PR材料のうち、効果的だと思うものを選び、まとめていきます。また、応募先企業が求める人物像を考えるにあたり、しっかりと企業のリサーチをしておきましょう。

過去をふりかえり、たくさんの自己PRエピソードを出してみよう!企業に合わせてPR内容をまとめていこう!

「こんな内容、ありきたりだから自己PRとして伝えていいのかな…」と思う事もあるかと思います。しかし、自己PRはあなたの「人柄」や「能力」などを伝えるためのものです。あなたについて、素直に伝える事が最も重要なのではないでしょうか。あなたが「普通だ」と思っていても、他人にとっては「すごい事」という事もあるのです。臆せず、自分を素直にアピールして欲しいと思います。