コラム

【コラム】やる気、モチベーションは「仕組み」で盛り上げましょう

「やる気が出ない!」「モチベーションが上がらない!」

こう叫んでいる人も多いのではないでしょうか。仕事や就職活動に限らず、あらゆる場面で出てくる方もいますよね。

しかし、「やる気を持ちたい!」「モチベーションを高く維持したい!」と誰しもが思うことで、でも「どうやったらやる気やモチベーションが上がるのかわからない」と嘆く場合もあるのではないでしょうか。

やる気やモチベーションが下がると、今まで好きでやっていたことさえも億劫になってしまったりしますよね。これは悪循環……。なんとかしたいですよね。

やる気やモチベーションは、「気持ち」の問題であると多く語られてきていますが、気持ちを上げるためにどんなことができるでしょうか。

やる気やモチベーションが上がらないのは、「どうせやっても無理だ」「やるのが面倒だ」と先に絶望に似た感覚があるからかもしれません。
逆に、希望に満ち溢れる結果が見えている場合は、やる気とモチベーションは上がりっぱなしです。

やらなきゃならないことも多いのが現実です。
でも、気持ちを上げろと言われても、そんなに簡単に上がるものではありません。

そこで、行動を起こすことで気持ちを盛り上げる考え方に変換してみましょう。

行動を先に起こして、気持ちを後からついてこさせる。

友人に行きたくないと思っていたイベントに連れて行かれたら、意外と面白く、友人よりも自分がハマってしまった。

こんなことって想定できませんか?

行動することで何かの刺激が脳に与えられたりするんですよね。

ですから、行動しましょう。
行動するには、「仕組み」が必要です。

自分がこうなったら動くな…と自分を動かす指令を書くことが仕組みづくりの第一歩です。

でも、もしかしたら脳がオーバーヒートを起こしている状態で指令を書くと思いとは違う指令になるかもしれません。ポジティブな自分になるための指令を書くわけですので、頭の中でポジティブなことを考えられる余地を作りましょう。

そのためには、まずは脳を休めましょう。
自分が冷静になって考えることができたら、良い指令が書けるはずです。

仕組みができたら、あとは仕組み通りに動かされるだけです。
いろんな場面で、いくつもの仕組みを作って、行動につなげていきましょう!


【コラム】物事の捉え方~事実をどのように見るのか~

さて、目の前に半分の水が入ったコップがあるとします。
この水をどのように捉えることができるでしょうか。

「まだ半分も水が入っている」
「もう半分しか水が入っていない」

「まだ半分も水が入っている」と捉える場合は、今後の可能性を見出せそうで、ある意味ポジティブな感じがします。
「もう半分しか水が入っていない」と捉える場合は、ちょっと諦めや焦りの感情があるかもしれません。

ここでは「まだ」「もう」といった自分の感情から派生する言葉が使われています。

しかし、事実は「コップに半分の水が入っている」ということです。
この事実をどのように変化していきたいのかによって感情が左右されます。

ここまでは「水」を題材にしていましたが、年齢で考えてみましょう。

55歳の人の場合、「まだ55歳だから15年は働きたいな」「もう55歳だから後何年働けるかわからないな」といった具合に捉え方が変わってきますね。

まだまだ働きたい人にとっては、前者の捉え方をするでしょう。
もう働きたくないけど、働かなければならないと感じている人は、後者の捉え方をするかもしれません。

でも事実は55歳であるということです。

55歳の自分は何ができるのか、何がしたいのか等、客観的な事実をしっかり把握することがはじまりかもしれません。

そこから「まだ」「もう」と判断をするものです。

でも、「まだ55歳だ」と捉えた方がポジティブになりますので、年相応の事実を感じながら、身の丈で働ける場所を探していきましょう。


【コラム】ゆがみは直してから

みなさん。突然ですが、身体のトレーニングってしたことありますか?
ジムに行っても、自分で筋トレしても、何でもいいのですけど……

日常的にトレーニングを行っている方はいいのですが、久々に身体トレーニングをする時には、注意することがあるそうです。

まずは、姿勢を正しくする。

このことが基本だそうです。
身体がゆがんでいる中で筋肉をつけると、余計に身体に負担がかかることになりかねません。
ですから、正しい姿勢にゆがみを直してから、筋肉をつけていくと身体にとって良い効果が生まれるようです。

これは、身体のことだけでなく、私たちが過ごす日々のことにも当てはまるかもしれません。

普段、何気にしている行動。
良い行動をしていますか?

良い習慣をつけるためには、まずは悪い習慣を断ち切って、その後に良い習慣をつけていくことになります。
マイナスの状態をゼロに戻して、プラスへと転換させていく。

そんなイメージでしょうか。

悪い習慣や行動、立ち振る舞いをしていながら、いきなり良い方向に持っていくのは至難の業です。

面接の練習をする時も思うことがありますが、普段から良い姿勢でない人は、面接のときに演じても無理が生じてきます。
ここで言う姿勢とは、文字通り身体の姿勢のこともそうですが、仕事への意識面も同じです。話し方や人との接し方等、普段できていないことは、面接や仕事をする上でできないと思います。

まずは日頃から社会で働く、活躍する姿勢を保ちましょう!


【コラム】立ち止まって考えることもたいせつ

何かに打ち込んでいたり、何かに集中していたり、何か必要に迫られてしなければならないことがあったりしていたのに、そのことが無くなるとぽっかり穴が開いたように感じますよね。

空虚な気分になって、何をしたらいいのかわからない状態になることもしばしば見受けられます。

そんな時は一度立ち止まって考えてみましょう。考える機会ができたと捉えてもいいかもしれません。
今までは考える時間を作る余裕もなかったのですから……

今までのこと、今のこと、これからのこと……

様々な想いが巡ると思います。

中でも過去のことを考えて、後悔することも多いのではないでしょうか。

しかし、過去のことを考えすぎても、時間は戻せないため、根本的な解決にはなりません。
だから、過去のことは今後の参考程度に捉えて、次の未来を考えるようにしましょう。

だって、今からの自分が世の中で活動したり、評価されたりするのですから……

何かを失った時は、転機の始まりだそうです。
転機は、喪失から始まって、空虚な時間を経て、次のステップへと進むそうです。
最終的には、雲の中からパッと抜け出し、晴れ間に出るような感覚になります。

だから空虚な時間を避けるのではなく、考えて、もがいて、いろいろなアイデアを出してみることによって、行動に結びついてきます。

一人で考えると、モヤモヤが一層濃くなっていくので、誰かに話をしながら進めていくことをおススメします。

もし、身近に話ができる人がいない場合は、ぜひ相談室をご利用ください。


【コラム】主語は「私は」なのか、「私たちは」なのか。

就職活動の相談を受ける中で、過去の職を辞めた理由を聞くことがあります。
その時に言われることがあるのが、
「私が〇〇したら、否定されました」
「私が良かれと思ってやったことなのに……」
「私が腰が痛いのを我慢してまでやっているのに……」
と主語が「私」になる意見を聞くことが多いように感じます。

確かにその経験をしたのはご本人なので、主語は「私」で合っているのですが、違和感を感じてしまいます。

就職活動をしていると面接等で退職理由を聞かれることが多いと思いますが、「私」が主語になって話す場合は要注意だと思います。

職場での活動をどのようにしていたのか、どんな役割を果たしていたのか、チームの中でどんな位置づけだったのかを説明した上で、「私」なりの理由を話す必要があります。

これは今後どのように職場に貢献できるかを語る時も同様です。

サッカーにたとえてみましょう。
サッカーは、おおまかに攻撃を得意とする選手と守備を得意とする選手にわかれます。
しかし、攻撃の選手が守備をしたり、守備の選手が攻撃をしたりすることは往々にしてあることです。

だからといって、本来の役割が守備である選手が攻撃面での主張を多くすることは本来の役割をおざなりにしていると受け止められるケースが出てきます。
どんなに華麗なドリブルができる技術を持っていても、どんなに強烈なシュートを打つ能力を持っていたとしても、守備面での貢献度を評価された上でないと、高い評価を受けることはできません。

また、チームの方針にも左右されます。
チームが守備的な戦術であれば攻撃面での主張は優先順位が下がってくるでしょう。

このように自分の役割・ポジションや組織の方針・ビジョンによって、「私」の存在価値は変化します。

だから仕事について語る時は「私たち=組織・職場」としなければ独りよがりの主張になってしまいがちです。

組織や職場の価値観や考え方を理解・把握した上で、自分が活きる場面を想定した方がいいのかもしれません。

求人情報からだけではなかなか把握しづらいのも確かです。
できるだけ、面接等の場面で職場の方とお話をしてお互いが理解できるように努めましょう!


【コラム】感じるストレスをプラスのイメージで捉える

2019年がはじまって約1週間。今年も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
西宮市中高年しごと相談室は、4日から通常通り開室しております。

さて、年の初めといえば、「計画を立てること」をする方も多いのではないでしょうか。
しかし、どうせ計画立ててもうまくいかないし……と嘆いている方も多い気がします。

では、なぜ計画通りに物事が進まないのでしょうか。

それは予期できないことが起こるからではないでしょうか。
起こることが予期できていれば、当然ながら予定通りに物事は進みます。

この予期できない出来事が起こると、路線変更を強いられることが多いです。
臨機応変に、柔軟に違うルートを見つけて、もともとの予定に近づける必要が出てきます。
もしくは目的地点を変更する必要があるでしょう。

このように、何らかの変更が必要となります。
したがって、予期できない出来事はストレスとしてジワリジワリと溜まっていくことになります。

このストレスは、マイナスのエネルギーを持つことが多いでしょう。
そうすると、日々の行動にもマイナスの影響が出てきます。

だから、計画通りに進まないとイライラしたりするのではないでしょうか。

では、どうしたらマイナスの影響を軽減できるのでしょうか。

それは、出来事を予期しておくことです。
計画通りに完璧に進むのではなく、途中でなんらかの障壁が出てくるであろうと予期しておくことにほかなりません。

そうすることで心に余裕も出てくるでしょう。

途中で出てくる何らかの障壁はストレスになるものです。
しかし、そのストレスをプラスのイメージで捉えることができれば良いのかもしれません。

マラソン選手は長い距離を走ります。
走り終えた後は、身体に大きなダメージを負っています。
これはストレスですよね。
でも、その痛みや疲れを癒して、また走り出そうとします。

それはストレスをプラスに捉えているからでしょう。
ストレスをマイナスに捉えていたら、走り出すことは無いと思います。

このように感じるストレスをどのように捉えるかによって、大きな違いが出てきます。

今年の目標のひとつに「感じるストレスをプラスのイメージで捉える」と付け加えてみてください。


【コラム】ビジョンを描くのか、積み上げるのか……

今年も年の瀬が迫ってきました。
求人の動向はニュースでも伝えられているとおり、求人倍率は高めを推移しています。
求人倍率は1.0倍を超えれば求職者の数が求人案件数を上回っていることを意味します。

じゃあ、「全員に働き口があるのではないか」となるでしょう。
数値上はその通りですが、求人案件は千差万別。短時間雇用も含まれています。

だから求職者の数は多少減りましたが、一定数は良い職場と巡り合えない状態が続いています。
もちろん、失業して間もない人も統計上の数値には含まれますので、現在も精力的に就職活動を行っている方もいると思います。

しかしながら、就職活動が長引いている人もいますし、就職したものの、現在の職場は不本意な気持ちで入社し、働きながら就職活動を行っている人もいるのではないでしょうか。

要するにミスマッチが起こっていることに他なりません。

さて、ミスマッチの原因を考えてみた時に、就職活動時の軸がないことがひとつの要因として挙げられます。
この軸とは何なのでしょう……。

それは端的に言うと、ビジョンや目的です。

物事を考える時、ビジョンや目的を掲げてから今やるべきことを逆算して考える人(ビジョン型)と目の前にあることをひとつひとつやっていって、その結果を求める人(積み上げ型)の大きく分けて2つのタイプになります。

ビジョン型の人は、目的に向かって、やるべきことが明確なので、次に何をしたらいいのかわかりやすい反面、ビジョンの描き方が自分と合っていないといつまで経っても目的地にたどり着きません。
たとえば、「火星に行くねん」とビジョンや目的を掲げたとしたら、「宇宙旅行の環境が整う」「宇宙旅行をするだけの財力を持ち合わせている」「宇宙で過ごす訓練を受ける」「宇宙で過ごす体力をつける」といった準備が必要となります。
みなさんも読んでわかった通り、「そんなんで火星に行けるわけないやん」と思ったでしょう。
もっと細かなステップがあって、もっと深い洞察力が必要となります。

逆に積み上げ型の人は、目の前にある課題をクリアしていって、どんどん成長はしていくのですが、周囲との共感が生まれにくいという側面を持ち合わせます。
たとえば、「とにかく体力をつける」と毎日筋トレや運動を行ったとしたら、どんどん体力自慢の人になっていくでしょう。しかし、その体力をどこに活かすかを考えていないと、ただただ体力がある人となり、周囲の人からも「体力だけつけてどうするんだろうね」と半ば冷ややかな目をされて、手を差し伸べることもしてもらえません。
ここでは何らかの目的やビジョンを示す必要がありますね。

そこで、ビジョン型と積み上げ型を両方持ち合わせることが大切なのではないでしょうか。

まずは積み上げ型で物事を考え、積み上がったものを確認しながら、ビジョンを描く。ビジョンを描いたら、積み上げ方を軌道修正して、ビジョンに近づけていく。また、積み上げを行って……と繰り返し繰り返し人は成長していくのかもしれません。

時にはビジョン型。時には積み上げ型。その両方の考え方を持つことが良い循環を生むと思います。

年末年始は求人の動向が一時的に止まります。
年が明けて年度末(3月)までは求人動向が一気に加速します。

その波に乗るためにも、有意義に年末年始をお過ごしください。

本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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【年末年始の開室状況】
2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)まで休室となります。
年内は、2018年12月28日(金)18時まで開室。
年始は、2019年1月4日(金)10時から開室です。


【コラム】字で自分を表現する

「字は体を表す」「書は人なり」という言葉があります。
字はその人を表現するひとつの情報であることがわかります。

昨今は、履歴書を手書きがいいのか、パソコンで書いてもいいのかというと、一昔前に比べて、パソコンで作成される方も増えた印象です。

手書きで書くと時間がかかりますし、間違えたら一からやり直し。
そうなると根気もなくなってきて、書類を送付することさえままならない状態になることもあります。

しかし、手書きの文字はその人を表します。自分の中にアピールする点が少ないと感じている方は手書きの履歴書を作成してみてはいかがでしょうか。
字は読みやすいに越したことはありませんが、美しい字よりも丁寧な字が求められます。
丁寧に一生懸命書いたことで、その想いは字に込められるでしょう。

このことは、写真にも同じことが言えます。
パソコンで作成されている方の中には、パソコンのデータ処理で写真画像を貼り付けている方もいますが、やはり写真は別で撮影して、貼り付ける方がよいと感じます。
写真もスナップ写真や使いまわしのものではなく、しっかり想いを込めて貼り付けましょう。

写真館で高い金額を払うことを勧めているわけではありません。
ひとつひとつ丁寧に応募書類を作成する方がいいのではないかということです。

応募書類を丁寧に手書きで作成すると、1時間から1時間半くらい時間を要します。

そのくらいの想いを込めて、自分をアピールするのもいいのかもしれません。


【コラム】モチベーションを電気にたとえてみた

就職活動を行う中で、なかなかモチベーションややる気が起きない時ってありませんか?
何をするにも億劫になったり、後回しにしたりすることもあるような気がします。
その間は、何もできない時間を過ごしてしまって後悔することもあるのではないでしょうか。

そこで、今回は電気にたとえて、状況を説き明かしていこうと思います。

電気と聞いて思いつく単語はどんなのがありますか?
発電、漏電、充電、放電、蓄電……

いろいろありますよね。

さて、モチベーションややる気が下がっている状態は、いわば使える電気量が少なくなっていることと同じ状態です。

すなわち、エネルギー不足です。

電気にたとえてエネルギーを満たせる方法を考えていきましょう。

まずわかりやすいのが、充電。
携帯電話の充電を思い浮かべていただければわかりますが、じっと電気が貯まるのを待ちます。
身体を休めたり、精神状態をリラックスさせる状態に近いかもしれません。
でも、時間がかかるのが難点かもしれませんね。

次に発電。
発電所では電気を作っています。災害用のラジオ等には取っ手を回して電気を作るものもありますよね。
要は、何らかの行動を起こして、電気=エネルギーを作るということです。
休みの日に寝ると体力は回復されますが、適度な運動を行うことでも体力回復につながりますよね。
だから、休んでばかりではなく、時には行動することもたいせつです。

他には、放電。
電気を貯めすぎたら適度に放電させないとパンクしてしまいます。
本来の意味とは違いますが、貯めたエネルギーの使いどころが無いと感じる場合は、趣味でもボランティアでも、放電することを心がけましょう。
発散しないと貯めこんでしまうことになり、力が入り過ぎてしまうことにもつながります。

あとは、蓄電。
エネルギーを貯めこむことですね。
これって実は非常時に役立つものかもしれません。
もしもの時のためにエネルギーを残しておく。
だから、日常的には少しずつ貯めていくものかもしれません。
勉強することや知識を蓄えることに近い意味ですね。

最後に漏電。
エネルギーを知らない間に、無意識にムダに使っている可能性です。
この漏電のような現象は、普段の生活に置き換えても発生することが多いですね。
「何もしてないのに疲れた」「なぜか時間が過ぎてしまった」
このような状況が起こる背景には、ムダなエネルギー消費をしている可能性があります。
一度、生活リズムなどの点検をしてみることで、見直しができると思います。

さて、このように日常生活を電気に置き換えてみましたが、いかがだったでしょうか。
意外と「発電する」ことに目が向いていないような気もします。

何らかの行動を起こすことでエネルギーを作り出すことに意識を向けてみることもいいかもしれません。


【コラム】休むこともたいせつなことです

転職活動を行っていらっしゃる中で、考え方が窮屈になってる方が多い印象があります。

考え方が窮屈になっているというのは、「視野が狭くなっている」「考え方が浅くなっている」「自分本位で考えすぎている」と言い換えることもできます。

転職活動が前向きな理由でない場合も多々あると思います。
そんな時は、どうしても考え方が窮屈になりがちなのではないでしょうか。

転職は「未来を考えるための一大イベント」です。
だから、入念に考え、検討し、あらゆる想定をして臨むことが必要なのですが、気持ちが前向きでない場合は、「こなす」「やっつける」という認識になってしまっている場合が多いようです。

おそらく前向きな理由でない転職は、何らかの不満が前職在籍時にあったのだと思います。
そうすると、何らかのダメージを受けている可能性が高いと推測されます。
ダメージを受けた状態で、次のことを考えると考え方が窮屈になると思います。

ここではスポーツを例にして考えてみます。
スポーツ選手が足を骨折してしまった場合、治療を受け、患部を安静にし、治癒するまで待ちます。その後、徐々に元通りに動けるようにリハビリテーションを経て、実戦に復帰していきます。
もし、足を骨折した状態で無理をして、負荷の高いトレーニングや実戦を行い続けるとどうなるでしょうか。
もちろん自然治癒力があるので、時間をかければ元通りになることもありますが、おそらくケガの状態がひどくなってしまうケースも多いと思います。ましてや、本来のパフォーマンスを披露することは難しいのではないでしょうか。

こうして考えると、一旦休んで元通りのパフォーマンスができるまで待つこともたいせつなことです。
焦る気持ちが出てくるのはわかりますが、休んで、エネルギーを蓄え、次の行動に移るというプロセスを経ることで、より精度の高い思考や選択ができるのではないでしょうか。

しかし、ただ完全に元通りになるまで、待つのは時間がもったいないものです。
休むと言っても、一日中寝て暮らしていては身体はなまりますし、頭の回転も鈍くなってきます。

少し回復の兆しが見えたら、人と会ったり、次の方策を検討するための情報を収集したり、出歩くことで刺激を受けたり……と、行動を起こすことで前進していきましょう。

ダメージを受けたら、一旦休んでダメージの更なる悪化を食い止める。その後、リハビリテーションをして、元通りに近い状態までコンディションを整える。

その過程がキャリアの中で重要なポイントとなるかもしれません。

もちろん、「ほんの少しのダメージを受けただけでも休む」というのは休み癖がつきますので、気をつけてくださいね。


【コラム】志望動機の伝え方

応募書類を作成するときに悩む箇所として多くの方が挙げるのが志望動機です。

志望動機が書けないという方が多くいますが、書けない理由は大きく分けて2つあるように思えます。

ひとつ目は、「書きたい内容がいっぱいあって、まとまらない」タイプ。
ふたつ目は、「なんとなく応募しようと思っていて、本当に志望動機が見当たらない」タイプ。

このふたつ目のタイプに関しては、応募したいと思っているのに、理由が見えない、あるいは理由が本音過ぎる(収入を増やしたい、前の会社がイヤだったので、違うところに……等)のではないでしょうか。
この場合は、人生を左右する就職という事象を目の前にしているのですから、もう少し深く考える必要がありそうです。

ここでは、ひとつ目のタイプの方に対して志望動機のまとめかたをお伝えしたいと思います。

書きたい内容が多くある方にありがちな志望動機のパターンは、やってきたことを羅列する書き方です。

「私は事務職でファイル整理や会議録作成、来客応対を行ってきました。さらには、電話応対や出張の手配、営業担当者の連絡調整も行っていました。また、現金の管理や伝票の整理も行い、資料室で社内資料の整理にも精力的に取り組みました。そこで、貴社でもこれらの経験を活かして貢献したいと思います。」

このような感じです。

アピールしている内容が盛りだくさんですけど、「自分自身の特徴」の紹介ではなく、「事務職とは何をするのか」の紹介になってしまっています。そうなるとアピール度合いが低くなってしまいます。

そこで、「何をやってきたか」に併せて、「どのように取り組んだのか」を書く必要があります。
そして、自分らしさを出すためには、どんな評価を受けてきたのかも書き記しましょう。

これらを考えるためには、過去の職歴を思い出して、再確認する必要があります。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

先方が求めている人物像をしっかり把握して、自分自身がその人物像に適しているとアピールする。

志望動機に限らず、自己PRでも、面接でお話しする時にも、たいせつな心がまえです。

さて、最後に志望動機の構成です。

志望動機は3つの段階に分けて構成しましょう。
まず最初に「自分自身の就職活動の目的や軸」を書き記します。
その次に「なぜその会社で働きたいと思ったか」を書きます。
最後に「求められている仕事内容ができる理由」を書いて締めていきます。

この三段構成を基本にして志望動機を書いてみましょう!
ライバルと違った面を先方に伝えられるかもしれませんよ!


【コラム】ゴール手前で失速しないために

みなさん。こんにちは。暑い日が続いていますが、水分補給などを小まめに行い、体調管理をしっかりしてくださいね。

さて、突然ですが、100m走はゴール前で失速しやすいそうです。

これは「もうすぐゴールだ」と思うことで、気が緩んでしまうことが原因なのだそうです。しかし、そうするとタイムが遅くなってしまいます。

アスリートと呼ばれる選手の方々は、ゴール前で失速しないようにゴール後の行動までを一連の流れとして捉えているそうで、ゴールテープを切る時点がゴールじゃないそうです。

これはスタートも一緒で、スタートの合図がある時がスタートではないようです。ユニフォームに着替えて、走る準備をしている段階からすでに一連の流れがスタートしているそうです。
そうすることでスタートの時点で必要以上に焦らなくても済み、ゴール前で速度を維持しながら駆け抜けることができるようです。

このことは就職活動に限らないですが、どんな場面でも当てはまることかもしれません。ここでは就職活動の場面を思い浮かべて当てはめていきたいと思います。

就職活動はやることが多くあります。履歴書や職務経歴書を書いたり、求人を探したり、面接を受けたりと……。でもこれらは一連の流れとして捉えましょう。
履歴書や職務経歴書を書くためには、過去のキャリアの整理や自己分析が必要ですし、求人を探すためには条件設定をしなければなりません。面接は非日常的な場面ですから、練習をしておくことも大切でしょう。
また、履歴書や職務経歴書は書いたら終わりではありません。せっかく書けたら応募しなければなりませんし、見直してより良い内容にブラッシュアップも必要になる時があるでしょう。求人も探すだけじゃなく、企業研究をしたり、実際に応募することもたいせつです。面接の場面も通過点でしかありません。

面接では「緊張してしまう」と多くの方が言います。緊張するのは当たり前なので、緊張しないようにすると考えるのではなく、緊張状態で自分自身を表現できるかに焦点を絞った方が良いかもしれません。
面接は家を出る時から始まっています。無職状態の人はビジネスシーンから遠ざかっているので尚更ですが、面接は「仕事モード」で臨む必要があります。家を出る時には仕事モードをオンにしてみましょう。電車に乗る時や街を歩く際も仕事モードです。
面接企業に着いたら、より仕事モードを強めていきましょう。面接官は求職者ばかりと会っているわけではありません。同僚や取引先の方等、仕事モード全開の方と日々会っている人たちです。その状態の中で仕事モードがオフになっている人と会ったらどう感じるでしょうか。やはり物足りなく感じるのではないでしょうか。

いざ面接がはじまってももちろん仕事モードです。自社でやってもらう仕事ができそうかどうかを判断されるわけですから……。

そして、面接が終わったからと言っても仕事モードをオフにしてはいけません。家に帰るまでオンの状態を維持しましょう。

家を出る時から家に帰るまでを仕事モードにしておくと、その間にあった面接は、通過点でしかありません。緊張が和らぐというより、緊張を意識し過ぎている場合じゃないので、面接自体を自然体で対応できる可能性が高まります。

100mのゴール前で失速してしまうのではなく、ゴールテープを速度を落とさずに駆け抜けてみる。そのためにはゴール後の行動までを一連の流れにする。こうすることで肝心な場面で失速せずに済みます。

もっと大きく見れば、就職活動自体も通過点です。みなさんのキャリアの中の一時でしかありません。就職活動後に新たな環境で活躍し、定着している自分を想像することができていれば良いのではないでしょうか。


【コラム】自分の持っている「資産」を活用しよう

みなさんは、負債を抱えていますか?それとも資産を持っていますか?
ここで言う「負債」「資産」というのは、会計面でのことではありません。自分が感じている幸福度や満足度のことをさしています。

幸福度や満足度が高ければ、たとえ収入が少なくても、たとえ孤独であっても、悩みや不安は少ないのかもしれません。もしくは一般的にネガティブと言われる要素もポジティブに捉えることができるのではないでしょうか。

ここでは、みなさんが何らかの不安や悩み、不満を持っている状態を「負債を抱えている」と捉えます。

負債を抱えた状態からスタートするとしたら、まず考えるのが「負債を返さなきゃ」ってことですよね。でも、負債を返すだけでは±(プラスマイナス)0の状態になっただけ。
本当はその先に、+(プラス)を作っていく必要があります。

+(プラス)とは資産のこと。ここで言う資産は、使えるリソース・資源のことです。
たとえば、体力もその一つですし、ネットワークも知識も時間もそれに当てはまります。資産がある程度増えてきたら、負債の象限に戻ることは回避できます。

そして、資産を増やすには何をするか……。投資・運用ですね。資産を活用して、増やしていく考え方です。

そのあたりが負債を抱えている時のゴールであったり、目標であったりするのではないでしょうか。負債の償却・返済をゴールにすると、ゴール寸前で息切れしてしまうこともあります。だから、負債の償却や返済はあくまでも通過点です。

ゴールを自分の資産を活用することに設定すること。すなわち、就職活動で思い浮かべる目標地点になります。

就職活動のゴールは、「就職すること」<「活躍すること」<「定着すること」と置いて、資産活用を考えてみましょう!


【コラム】就職活動を魚釣りにたとえてみる。

就職活動ってどのように捉えたらいいのかわからない面がありますよね。
そこで、今回は就職活動を魚釣りにたとえてみることにしました。

こうして別のものに置き換えて捉えることで、シンプルに、かつ簡素にイメージができるようになります。いわば比喩・メタファ表現ですね。

まず、魚をどうしたいのか?というところから話は始まります。
魚を自分が手に入れる方法のことです。
買うことでも、もらうことでも、育てることでも、自分で釣ることでも手に入ります。

就職活動はこの内、「釣ること」に近いと考えられます。

さて、魚を釣るにはいろいろな指標を考えて臨まなければなりません。やみくもに釣ろうとしても釣れませんよね。

どんな指標があるのでしょうか。
どこで釣る?海?川?湖?
それもどんな海?川?湖?
そもそもどんな魚を釣りたいのか?
そもそもなんで魚を釣りたいのか?

このあたりは「目標を決める」ことになるのではないでしょうか。

もちろん、無理な目標は立てられません。
海外の良い漁場で大物を釣りたいと思ったとしても、実現可能性を考えれば無理な目標となることが高いでしょう。

目標を決めるためには、自分が何を持っているかを把握する必要があります。
使える時間は?持ってる釣り具は?漁場まで行く手段を確保できるか?

このあたりは「自己分析」に近いでしょうか。

そして魚を釣るための情報や知識も必要となります。
ターゲットとなる魚を釣るには、釣り竿やエサは何が有効か?沖から釣った方がいいのか?岸からでも釣れるのか?釣れる可能性が高い時間帯は?釣るためのコツは何か?

それに付随して、魚の特性も知ることになるでしょう。

いろいろな角度から釣れるための情報や知識を高めていきます。
ここは「企業や職場の研究」「相手が求める人物像の把握」にあたりますね。

さて、ここまでは机上の空論です。実践してみなければ何もはじまりません。
最初からうまくいかないことも多いでしょうけど、得られる情報や知識は格段に増えます。それもリアルな情報を得ることができます。

何回か釣りを経験することで、だんだん釣れるようになってきます。

ここで言う釣っている状態は、就職活動を行っていたり、働き始めたりすることをさします。

さて、ここまで釣りを就職活動や働くことに当てはめてみましたが、イメージは深まってきたでしょうか。

最後に、釣りは待つことや何回もチャレンジすることが必要です。
一回釣り糸を垂らしただけでは釣れないものですよね。
釣り糸を垂らして、竿を動かして、魚に食いついてもらうようにする。
ヒットしなければ、同じ動きで再チャレンジ。
エサがなくなれば、エサを補充する。
これの繰り返し。

繰り返す中で上達していくものです。

前に魚を手に入れる方法として「買うこと」「もらうこと」「育てること」「釣ること」を挙げましたが、当相談室では「魚の釣り方を伝える」ように支援をさせていただきたいと思っています。

みなさんは魚を釣りたいですか?


【コラム】適職の「職」は「職種」と「職場」にわけて考える

「適職を考えたい」そんなご希望を持って相談室に来られる方もいます。
適職というと、「あなたに向いてるのは〇〇職です」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

そこで、適職について考察を深めてみました。
適職という言葉の「職」って何を意味しているのでしょうか。
大きくわけて2つの意味があると思います。
それは「職種」と「職場」です。

職種については、事務職や営業職、製造職などのことで、この考え方はごく一般的なのではないでしょうか。

そしてもう一つの「職場」。
この職場という言葉の中には、その職場での働き方やスタンス、方針などのことで、いわゆる職場が持つ価値観にあたると考えます。
この価値観が自分と合うかどうかが非常に大切なのではないでしょうか。
また、価値観が合う職場では人間関係も自分と合う確率が高くなると思います。
もちろん、職場の中には価値観が違う人もいますから、全員の価値観がぴったり合っているというわけではありません。しかし、いずれ職場の価値観に合った人が中心的な存在になっていくと思います。

一つ目として述べた職種に関して考えることは、「自分ができるかどうか」と「その仕事をしたいかどうか」です。

できるかどうかという軸では、「やったことがあるからできる」「できそうだからできる」「がんばればできる」「相当がんばればできる」のどれに当てはまるでしょうか。

したいかどうかの軸では、「とても興味がある」「興味がまあまあある」「興味がなくはない」「興味を持とうと思えば持てる」のどれに当てはまるでしょうか。

この2つの軸で、「やったことがあるからできる」「できそうだからできる」と「とても興味がある」「興味がまあまあある」が重なる職種が自分の適職候補だと考えられます。

先に挙げた職場の価値観と合わせて考えていきましょう。

そして、最後に条件面で合致するかを考えます。就業場所、労働時間、休日などの「働く環境」と給与、昇給、雇用形態、役職などの「待遇」において検討をしていきます。

それらからピックアップできた求人情報をもとに積極的にエントリーしていきましょう!


【コラム】新しい環境になじむために

3月も中旬を過ぎました。
自分は変わらなくても、周囲の環境が変わり、併せて自分の環境も変化を余儀なくされる場合も多い時期になりました。
その場合でも、新しい環境にどのように順応できるかがポイントとなります。
まるで自分が取り残されてしまったかのように感じてしまうこともありますが、そこが踏ん張り時なのではないでしょうか。
いつまでも変わらない、変えない環境というのは、成長する機会がないと言っても過言ではないと思います。
また、環境は自分に合わされるのではなく、自分が合わせていくものなのではないでしょうか。

自分が身を置く環境によって、その人の感情や行動は変化します。時には、自分の実力以上のパフォーマンスを見せることも可能でしょう。また、逆も然りで、自分の実力が発揮できない場面もあるでしょう。しかし、そこであきらめるのではなく、「はじまり」だと捉えることによって、よりよい自分に向かっていけるのではないでしょうか。

「郷に入れば郷に従え」という昔から言われている格言があります。組織やコミュニティに属する際に必要なことだと思います。まずは相手の状況を把握し、その場に自分を合わせる。住んでいる場所や地域性がある場合は、どんなに価値観が違っても合わせていくことが求められますが、働く上での組織では、ある程度すり合わせが事前にできるので、価値観が全く違うというわけではないと思います。
そして、郷に入った後に、自分の個性を出していくものなのではないでしょうか。

「郷に入れば郷に従う。その後、自分を出す。」

職場や業務内容が求める人物像に近づくための伸びしろがどれだけあるのかが、就職活動で求職者と求人者のお互いが知りたいことなのではないでしょうか。

そのための応募書類であったり、面接選考であったりするのではないかと思います。

さて、冒頭にも話しましたが、環境が変わりやすい時期です。周囲に流されるわけでもなく、自分をしっかり持って、環境の変化に対応することが大切ですね。

今回が、今年度最後の配信となります。また次年度、よりみなさんに届く情報提供を行っていきたいと思います。


【コラム】とりあえず書き出してみる

就職活動中って何かに迷ったり、悩んだりする時が多くなりがちですよね。
人生の中で、大きなターニングポイントになる可能性があるのですから、当然のことだと思います。

しかし、迷いや悩みは解決の兆しを見えないままになるとだんだん不安要素が増えてくることもあります。

職業の選択や転職すべきかどうか、自分が何に向いているのか、自分が何をしたいのか……

このような不安を解消するためには、自分自身で不安の内容をしっかりと知り、受け止めることが大切です。

そのためには、まずは「とりあえず書き出してみる」ことをおススメします。

書き出してみることで「ストレス解消」「脳の活性化」「無意識への影響」があるそうです。

書くことで、自分の気持ちが見えるようになります。
客観的に自分を見ることにもつながりますし、ぐちゃぐちゃしたものの整理にもなります。
ストレスは、整理がつかない状態になることが大きな原因となるようです。

そして、書くときには脳が回転しますので、活性化にもつながります。
何らかのアイデアが出てきたり、思いもよらなかった解決策が浮かび上がってくるかもしれません。

さらには、迷いや悩みを冷静に捉えることができ、不安を作り上げる要素に直面することができます。
課題に対して意識を持つことは大変有効です。むしろ、意識的に捉えなければ解決には結びつきません。
一説では、人は95%の無意識で日常を過ごしているようです。残りの5%は意識的な行動となります。
常に意識下に置くと行動も変わってきますので、課題解決へとつながります。
もし、不安を安心に変換することができれば、意欲的になれるのではないでしょうか。

これらのプロセスを経ることで、不安要素は軽減していきます。
普段は不安要素を見ない、感じないようにしようと思っていても、どこかで現れます。
いっそのこと、不安要素を受け止めて、課題解決へアプローチした方が得策かもしれませんね。

また、いっぱい書き出すことで、頭に思い浮かんだことの抜けや漏れを防ぐことにもなります。
考えがまとまらない時も、多くの選択肢の中から選ぶ時も、頭の中がいっぱいになっていくと、ついつい抜けや漏れが出てくるものです。
その抜けや漏れが後で気づいた時には再び不安要素として現れることになり、再び考え直さないといけなくなります。
何度も同じことを考えていると、考えることに疲れてしまいますので、しっかり考えるためには、抜けや漏れを無くしておいた方がよいのではないでしょうか。

さて、書き出した後には、課題の認識や次の行動に向けた計画づくりをして、実践していかなければなりません。
相談室で一緒に考えることができますので、ぜひお越しください!


【コラム】自分を活かせる求人にチャレンジを

新年を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
年末年始は求人や採用に関する業務が停滞することが多いものですが、今から年度末に向けて活発に動き出すと予測されます。
求人数も増えますが、就職活動を行う方の人数も増えていきますので、しっかりと情報をチェックしながら進めていきましょう。

さて、求人の探し方についての相談を受けることも多いのですが、「できるかどうかわからない仕事内容」にチャレンジする方もいるように思えます。
チャレンジすること自体は大切なことなのですが、「できるかどうかわからないこと」は自分にとっても、相手にとってもリスクを伴うものです。

未経験でもいいので、これから育成していく方針を掲げている場合はいいでしょうが、即戦力として期待されている場合は、「できる」「できそう」といった仕事ができる可能性が高い人が好まれると思います。そんな時にライバルが強いと太刀打ちできません。

提示された仕事内容をある程度理解して、働くイメージを持てていないと、いざ仕事をはじめても期待通りとはいかないのではないでしょうか。

また、求人票等に提示されている仕事内容は、字数制限があったり、文章だけでは表現しにくい内容もあったりして、全て記載されているわけではないと考えられます。
まだ見えていない仕事内容が多く存在するのです。

見えていない仕事内容の一つとして、その会社に存在する慣習や同僚との人間関係のあり方、仕事の進め方など、企業文化と言われるものに融合していくことが挙げられます。
いくら業務に対するスキルがあっても、職場になじむことができないと、活躍度は低いのではないでしょうか。

そして、年代的に、ポジション的に、マネジメントを求めれらる場合は、経営者感覚を持ち合わせているかどうかも重要になってきます。
このような内容は求人票に詳細が記載されていないことが多いものです。

従って、見えている求人情報は表面的であることが多く、この部分で「できるかどうかわからない」状態であるとお互いが期待外れになってしまう可能性があります。

だからある程度、提示された仕事内容に対して「できる」という感覚を持ち合わせた上で、企業や職場との相性を見極めることが必要なのではないでしょうか。
その業務ができるかどうかは、過去の経歴や保有しているスキル・資格で把握することができます。企業や職場との相性は、応募書類に「個性」を表現したり、面接時にコミュニケーションをとることで、お互いが見極めることになっていくと思います。

みなさんが活躍できる職場を探すために、背伸びをし過ぎる求人にチャレンジするのではなく、自分を活かせる求人にチャレンジすることが必要なのではないでしょうか。


【コラム】自分が行き着いた先がゴール

よく「目標を決めましょう」「ゴールを決めましょう」と言われることがあります。
そんな時、目標やゴールを決められないことが多々生じます。
また、目標やゴールを思い浮かべたとしても、どうせ無理だな……と考えを消してしまうこともあると思います。

「○○になりたい」「▲▲な状態にしたい」といった目標やゴールは、設定した方が前に進みやすいですが、設定できない場合はどうしたらいいのでしょうか。

そこで、まずは身近な「変化」に挑戦してみましょう。
今の自分の中で持っている悪い習慣や嫌いな部分を変えてみるのです。
変えるには意識することが必要です。
普段できていないことやついついやってしまうことなどを良い習慣として行うことです。

それを「歯みがきをする」「顔を洗う」くらいの日常の一コマとなるくらいまで、習慣化できればOKです。

たとえば「何事も一生懸命になる」「チャレンジする気持ちを持ち続ける」といったことでしょうか。
このように以前はできていたのに、今はできなくなってしまっていることを設定すると良いでしょう。

それが現在の自分へのルールです。
ルールを守って進んでいけば、自分がめざしたい方向に無意識に進んでいくでしょう。

もちろん自分の中の悪習慣を変えているわけですから、良い方向に進んでいきます。

そのような状態を続けていくと、目標やゴールが見えてくることがあります。

「自分が行き着いた先がゴールに近い場所」なのです。

何気なく進んでいく先の方向性が良い方向であれば、それは目標やゴールに向かって進んでいることにイコールなのではないでしょうか。

大きな遠くの目標やゴールが設定できない場合は、身近な変化を自分のルールとして設定し、そのルールに従って行動する。
そうすると意外と近くに目標やゴールが見えてくるかもしれません。


【コラム】悪い循環・習慣を断ち切るために

「繰り返してしまう……」こうつぶやいている方も多いのではないでしょうか。
繰り返すこと自体は「良いこと」なら継続して行うべきですし、「悪いこと」なら改善すべきところですね。

先ほどのつぶやきは主に「悪いこと」を繰り返している時に口に出してしまいそうですね。

行動を繰り返すことは「何もしていない状態から、何かを始め、続けて行うこと」です。

たとえば、転職。
とある会社に就職した時に、転職をすると転職を1回したと記録されます。また転職をすると転職を2回したと記録されることになります。
みなさんも経験あるかもしれませんが、転職はあまり良いイメージでない場合もあります。だから1回目の転職を決意し、行動に移す際には多くの悩みや不安と葛藤しながら、決断を下したのだと思います。
そして「次こそは転職せずにがんばろう!」と心に誓いながら、新たな環境を求めて就職活動を行うはずです。

就職活動を経て、新たな職場での勤務がスタートし、しばらくすると「自分が思い描いた職場と違う」といった理由で、再び転職をしたいと思うようになる方もいます。
そして勤めている会社を退職し、転職活動を行ってしまいます。ここで2回目の転職が記録されてしまいます。
あとは、転職を繰り返すパターンになり、気が付けば転職回数が多くなるといった状況に陥ってしまいます。

物事は繰り返されることで、その回数が増えてしまうのです。

大変回りくどい言い方をしましたが、「0(ゼロ)の状態から1にして、1を2にする、2を3にすると回数が飛躍的に伸びてしまう」のです。

良いことでも悪いことでも同じようなパターンで繰り返していきます。

それは、習慣化されていくことを意味します。
悪いことを習慣化させていくと、より悪い方向へと進んでいきます。
これは避けたいことですね。

ではどのようにしたらいいのか。

それは良い習慣をつけていくことしかありません。習慣の上書き保存です。

先の転職の例で言いますと、悪い習慣は2回目の転職時に大きく発生したと考えられます。
2回目の転職をする時に、「退職する」という選択肢を早くから頭の中に出してしまった時点で、職場に定着する意識は少なくなるでしょう。

本来ならば「職場に定着するためにはどうしたらいいのか」という命題に向けて思考を深めていくものですが、その時点で「退職もやむなし」と選択肢を出してしまったら、安易に退職への道を選びがちです。

ここでは踏ん張って、職場に定着する方法を熟考すべきですし、そのような行動を行うべきです。
踏ん張れれば、次の転職はそもそもなくなり、転職回数が増えていくことはありません。

「転職する習慣」が「定着する習慣」へと変わっていくのです。

今、就職活動をしている中でネガティブな状況が循環していたり、習慣化されているようであれば、ポジティブな新たな習慣で上書きして、良い循環に書き換えていくことが必要となります。

普段のささいな行動のひとつひとつを良い行動へと転換していくことで、良い未来が待っているのかもしれません。


【コラム】相手に安心感を与えることが大切です

求人情報って、どんな点を見ていますか?条件面、待遇面を見て〇か×かをつけている人もいるのではないでしょうか。その時、職場で働いている自分を想像していますか?

「求人情報の中に記載してある限られた情報だけではイメージできない」と言われる方もいると思いますが、企業のホームページを参照したり、会社案内を参照にしたり、実際に訪問してみたりと、いろいろな方法でイメージを膨らませることができます。

冒頭でも話した通り、「職場で働いている自分」を自分自身で想像できないと、当然相手も想像できないと考えてよいのではないでしょうか。
特に即戦力が求められている場合は、働き方を両者がイメージできないと採用には至りにくいのではないでしょうか。

どんな目標に向かって、どんな目的で、どんな業務を、どんな方法・手段で行うのかをイメージできていないと、応募書類の文面や面接での応対時に自信がないものになってしまいます。また、自分が考えていることと相手が捉えることにギャップが生まれ、誤解を招くことにつながるかもしれません。

求人情報から得られる情報が少ないと嘆く前に、自分自身の情報を多く、深く伝えるようにしましょう。
そうすると、相手からの情報もより多く、深くなっていくのではないでしょうか。

就職活動では常にライバルが存在します。自分よりも経歴が長い人、優位な資格を持っている人、体力が多い人、伸びしろが多くある人……

そのような人たちと競い合って、採用枠を勝ち取るわけですから、一筋縄でいかないものです。

そこでは、相手の不安感を無くし、安心感を与えることが1つの突破口ではないでしょうか。
「この人となら一緒に働けそうだ」という安心感を与えるためには、まずは情報開示が大切です。
単に履歴や保有資格を羅列するのではなく、どんな場面で、どんな働き方をしてきたのか。それは今後、どのように活用できると考えるのかをしっかり伝えることが重要です。

企業側の不採用にする理由は「なんとなく」といった曖昧な理由であることが多いそうです。この「なんとなく」は、情報が不足しているが故の結論ではないでしょうか。雇う企業側も活躍してくれそうだと確信して、採用を決めたいと考えるはずです。

もちろん、本当の答えは「働いてみてから」しか出ませんが、採用選考の時点でお互いが納得できていることが、最低限のスタートラインであると考えられます。

「自分をどのように表現したらいいかわからない」と思った方は、身の丈に合った自己表現を一緒に考えますので、ぜひとも相談室にお越しください。


【コラム】人生グラフをつくってみよう!

キャリアの棚卸しをする時に役立つのが人生グラフです。人生グラフは、自分が今まで生きてきた人生を折れ線グラフで表現するものです。横軸に年齢を、縦軸に満足度や幸福度を設定して描いていきます。

描いてみると、折れ線が折れているポイントがあると思います。その時には、「何か」が起こっているのだと推測できます。いわゆるターニングポイントです。そのターニングポイントで何が起こったかをグラフに書き記します。

グラフが描けたら、上昇している箇所と下降している箇所に目を向けましょう。

上昇している箇所は、「成功」「躍進」「できた」「成果」「評価」「感謝」というキーワードに類するものがありそうです。
逆に、下降している箇所は、「失敗」「後退」「苦手」「叱責」「不評」「逃亡」というキーワードに類するものがありそうです。

まずは上昇している箇所を注意深く見ていきましょう。
ここでは、「自分が何らかの行動を起こしたから、上昇する結果になっている」と捉えてみます。
どんな行動を起こしていましたか?

「○○な事象に対して、△△な行動をとったので、◇◇な結果が生まれ、上昇した」となります。

この時の行動は、いわば自分ががんばった証です。
運がよかったとか、タイミングがよかったとか、たまたまだと言われる方もいると思いますが、何らかの働きかけ(行動)があったからこその結果だと思います。

この経験こそが自己PRになるのではないでしょうか。
職務経歴や保有資格などの定量的な側面ではなく、自分自身を定性的にアピールすることにつながります。

ライバルと差をつけるためには、この部分を認識し、表現していくことが重要なのではないでしょうか。

また、グラフの中で下降している箇所は、今後回避する内容であったり、克服する内容であったりします。

その時々の求人内容を見ながら、求めらている人物像と自分を照らし合わせて、お互いがしっくりくるマッチングをめざしましょう!


【コラム】就職活動のジレンマを解消する

就職活動を行う中で、様々なジレンマが生じてきます。たとえば、「早く就職を決めたいのに、なかなか動けない」「やる気がみなぎっているのに、合いそうな求人が見当たらない」といった感じです。
これらのジレンマは、「結果的に動きが鈍る」ことにつながります。動きが鈍ると、新たな課題・問題点が発生してきます。経済的な不安が大きくなってきたり、職を離れる期間(ブランク)が長くなり評価が下がるとともに、即戦力として機能するかの不安が大きくなったりしてきます。
そのような状態になってくると、以前にも増して動きが鈍くなりがちで、悪循環に陥っていると言えるでしょう。
この悪循環に陥らないためには、どうしたらいいのでしょう。
それは、自分のニーズ(要望)を社会のニーズに合わせていくことでしょう。

ニーズが合致していないと、うまくマッチングは成されません。
しかし、社会のニーズはそう簡単に変わらないものです。
そこで、自分のニーズを変えていくことが必要となります。
要するに、社会から求められているものに自分を変えていくのです。

では、社会のニーズとは何でしょうか。
人材が不足している業界や職種も多々あります。その中で「自分ができる」ものに着目してみるのもよいでしょう。
また、より広く社会のニーズを知ってみることも良いでしょう。将来的なニーズを考えてみることもよいでしょう。

そこには、課題があるはずです。その課題を解消するために「自分ができること」「自分がやってみたいこと」に労力を費やすと、「働く」ことにつながります。

また既に悪循環に陥っている場合は、どこかで流れを断ち切らないといけません。
うまく循環していた時期(バリバリ働いていた時や高い評価を受けた時など)と比べて違いを知りましょう。
おそらく、自分にとって良くない行動が習慣化されつつあるので、解消する必要があると考えられます。
従って、良い行動を心がけることで、好循環に変化していくことにつながります。
知らず知らずのうちに、良くない行動や思考が積み重なっていますので、意識的に解消していくことが求められます。
その改善プログラムを就職活動の計画の中に位置づけてみましょう。

いつでも前向きに行動・思考することで、次のドアが開かれると思います。


【コラム】求人情報と親和性について

お仕事を探そうとする時、「自分ができそうな仕事」を条件に検索していませんか?特に未経験の職種に挑戦しようとする場合にその傾向が多いようです。
しかし、企業が考える「できる」と自分が考える「できる」にギャップがあれば、アンマッチな結果になってしまいます。

自分では「できる」と思う要因としては、「簡単そうだ」「誰でもできそうだ」と感じている場合が多いようです。
その中で自分が選ばれなければならない理由を企業側は求めているのではないでしょうか。
「できる」の中でも「よりできる」を求められるものです。
それは過去の経験値であったり、スキルであったりするでしょう。また、健康面や体力面も考慮されるでしょう。
その点をアピールして、「他のエントリー者よりできそうだ」「既存の職員と同等にできそうだ」「業務を滞りなく進められそうだ」という安心感を与える必要があると思います。

要するに、仕事の探し方として、自分との親和性を考慮することが必要なのです。
専門的に行ってきた分野であったり、分野は違えど業務内容が似ている経験であったり、何らかの似ている点を伝えないと、相手に安心感を持ってもらえません。

初対面の人と打ち解けるには、共通の話題を探したりしますが、それと一緒のことだと思います。

たとえば、過去に携わった専門分野を思い浮かべて、抽出したキーワードをもとに求人検索することでも自分と求人情報との親和性は高くなるのではないでしょうか。

まずは、自分を作り上げている要素となるキーワードを抽出し、そのキーワードから導き出された求人情報を見て、自分が業務遂行可能かどうかを判断する。このような流れで求人情報を検索することも有効かもしれません。

そうすることで、「よりできる」人材としてアピールすることがしやすくなると思います。

自分のキーワード探しを一緒にしたい方は、ぜひ相談室をご利用ください。


【コラム】応募書類をつくる前に

就職活動では、応募書類を作って、応募して、書類選考を受けることが一般的になっています。

多くは、履歴書や職務経歴書、エントリーシートといったものが応募書類となっています。
時には小論文など、考え方を問うものがある場合もあります。

みなさんが多く悩んでいる応募書類についてですが、「書き方」と「魅せ方」に分けて、解説していきます。

まずは「書き方」。

ここで言う書き方とは、書くためのルールについてです。

書き出す前に、何を書かなければならないかを把握しましょう。
自分の氏名や生年月日、住所、電話番号等の基本情報は大丈夫ですよね。
つまずくとしたら、自分の履歴。
学校を卒業した年月や入退者社の年月、職業訓練に行っていた期間……。
職歴は、たとえアルバイトでも、正確に把握しておきましょう。
そして、資格の項目です。
保有している資格の正式名称や取得年月等を確認しておきましょう。
正確な情報が手元でわからない場合は、主催者に連絡すると判明することもあるようですので、きっちり確認をしておきましょう。

そこまで準備ができたら、履歴書の学歴・職歴欄、職務経歴書の経歴の箇所は書けそうですね。

この時、次の点について注意をして書き出してください。
「時間に余裕を持って作成する…だいたい1~2時間かかります」
「自分に合った市販の履歴書・フォーマット(テンプレート)を選ぶ…トレンドはA4版」
「取り返しのつかない事態を避けるために必ず見直しをする」
「手間がかかるのは承知ですが、古い履歴書の使いまわしはNG」
「誤字・脱字・略字はNG」
「鉛筆・シャープペンシル、修正液の使用はNG。流行の消せるペンも控えましょう。」

ほかにも、「年号は統一して書きましょう」「ていねいな字で書きましょう」等ありますが、気を配って書きましょう。

さて、ここからが「魅せ方」です。
多くの応募書類が企業には寄せられます。
他の応募者(ライバル)との違いを明確にしなければ、年齢や履歴、資格の有無等、代えがたい事実だけで判断されてしまいます。

相手にいかに読んでもらうかを考えていきましょう。
「見やすいレイアウトを心がける」
「一方的な主張は避ける」
「事実を淡々と述べるのではなく、状況を簡潔に説明する」
「内容を濃くする」

特に最近は職務経歴書で差がつきやすいと思います。
職務経歴書は、「職務経歴のみを記載するもの」ではなく「自己紹介をするためのもの」として捉えましょう。
だから、自分のアピールポイントをエピソードを交えながら、しっかり表現することが求められます。

また、「ややこしいから、面接で会った時に話そう」と書くことを省略すると、相手にとって「わかりにくさ」が増します。
面接にたどり着ければよいですが、面接に呼ばれないと伝えようがありません。

シンプルかつ漏れなく、相手が求める内容を書くことが求められます。

「そんなの一人で考えられない!」という場合は、ぜひ相談室にお越しください。


【コラム】ネガティブな情報の伝え方

就職活動をしていると、引け目を感じる内容をどのように伝えようかを悩みますよね。
過去の転職回数が多いことやブランクがあること、資格やスキルを持っていないこと……。

ネガティブな内容なので、なんとなくフタをしたくなる気がするのですが、事実は事実なので、いつかは直面する課題になります。

そこでは、(1)ネガティブ要素をポジティブに捉えること、(2)ネガティブ要素を克服しつつある状況を伝えること、の2つの考え方が重要になってきます。

(1)の場合は、物事の捉え方の話です。

コップに水が半分入っているとしましょう。「あと半分しかない」と「あと半分もある」。
事実は同じなのに、捉え方に変化が生じています。

ちょっと補足をすれば、「もっと飲みたいのに、あと半分しかない」か「今までのペースで飲んでも、あと半分もある」となります。

もちろん、水がいっぱいあることが望ましいのですが、半分の状態であればいずれかの捉え方しかありません。
水がこれ以上増える想定がない以上、「あと半分もある」と捉えた方が前向きですね。

また、「熱中して周囲が見えなくなる」「集中すると時間を忘れる」といった内容は、長所と短所が表裏一体であるような表現です。
このようにネガティブワードとポジティブワードを両方組み合わせると、ネガティブ要素は軽減されていきます。

限られた素材の中で、どのように「おいしい」ものを作るかは、シェフ(あなた)の手腕にかかっています。

(2)の場合は、時間の経過の話です。

そこには反省と努力の跡が必要です。
過去のネガティブなできごとを現在において克服している状況を作り出すのです。

幼少期にピーマンが苦手だったとします。そして、今はピーマンに苦手意識がなくなっているとします。

「昔はピーマンが苦手だったけど、母が料理で工夫をしてくれて、今は食べることができます」

このとき、「昔からピーマン苦手の人は今もピーマンが苦手である」という話にはなりません。
「今はピーマンを食べることができる人」という認識をされるはずです。

そこには、母による料理の工夫という努力の跡が変化をもたらしているという理由も添えられています。

このように時間の経過が変化をもたらすことも多いのではないでしょうか。

逆の話もあります。
高校時代に駅伝で優秀な成績を残した50歳の方がいるとしましょう。
その方が、高校卒業後、走ることをほとんどしていないのに、「駅伝が早い」と言っていたら、自慢に聞こえますし、本当に?と疑問を感じる方もいると思います。
本当は「昔は駅伝で足が速かったけど、今はぜんぜんダメ」が正しそうですね。

こんな場合は、「昔駅伝で厳しい練習に耐えたおかげで、今も厳しいノルマに応えることができる」といったように、「厳しい環境で乗り越えられる自分」をアピールしてはいかがでしょうか。

「物事の捉え方」や「時間の経過による変化」でネガティブ要素を軽くしましょう。
ただし、楽観的に捉えすぎることにはご注意ください。


【コラム】チャンスをつかむために

チャンスって、待っていたら訪れるものなのでしょうか。
多くの人がその問いに対して、「そんなことはない」と答えそうですが、実際に待っている人も多いのではないでしょうか。

チャンスをつかむには、入念な準備が必要です。
そして、訪れたチャンスを冷静に受け止め、確実につかみとるから、達成できるのだと思います。

「運がいい人」ではないのです。

チャンスというのは、猛烈なスピードで目の前を通り過ぎていくものですし、いつ来るかは予期できません。

だから、チャンスをつかむ努力を習慣化しておくことが必要なのです。

チャンスをつかむには、「はっきりした目標や夢を持っている」「準備をしている」「自分から行動をしている」「すぐ行動をしている」「人間関係を大切にしている」「変化を恐れない」「ピンチをチャンスにできる」ことが重要だと言われています。

チャンスの場面というのは、得てして重要な場面が多いと思います。だからいろいろ考えなければならないですし、決断を迫られることも多いものです。時には苦しむことになるかもしれません。しかし、その局面を打破することが次のステージへの幕開けなのです。

スポーツでたとえると、野球の逆転満塁ホームランを打つことやサッカーでここで点を決めたら勝負が決まるといった局面でどんな結果を残すかによって、将来が左右される状況に似ているでしょうか。

このチャンスをものにするかどうかは、普段の自分の暮らし方が活きてきます。そして「運」も必要です。

もしかしたら目の前の何気ない物事が「チャンス」かもしれません。

そこを本気でつかもうとするかによって、未来が変わるかもしれませんね。


【コラム】エネルギー理論

人は、「持っているエネルギーを使うことで日常を生活している」と想定します。突然、何を言っているのだと思われるかもしれませんが、自分が持っているエネルギーの量に応じて、行動する容量が変わってきます。そして、エネルギーの量は人によっても違いますし、置かれている状況によっても変化します。エネルギーは、喜ぶ時も、怒る時も、哀しむ時も、楽しむ時も使うものです。だから、エネルギーを怒るだけで使い果たしてしまう時もあります。もったいないですね。

エネルギータンクの総量が10の時に、怒りの行動によりエネルギーを10使うと、残りのエネルギーは0になるので、何もできません。
それなら、怒りではなく、ポジティブなことにエネルギーを消費した方が得ですね。

でも怒る時は怒るのです。じゃあどうすればいいのか。

エネルギーの総量を増やしてみましょう。

たとえばエネルギーの総量が100になったと仮定します。

先ほどのように怒りにエネルギーを10使ったとしても、90残ります。
残りの90は、他の要素に使えますし、怒りのエネルギーをちょっと増やすこともできます。

エネルギーの総量は、個人や状況によって変化すると言いましたが、いきいきとしている時が一番満たされているのではないでしょうか。
誰かの役に立っている、仕事の成果が出ている、良い評価を受けることができている……
そんな時は、エネルギータンクの量は、大きくなっているでしょう。

しかし、仕事を退職し、希望を見出せなく、何をしたらいいのかわからない状況になっていくと、エネルギータンクの量は小さくなってしまいます。

エネルギータンクの総量を増やすには、心に余裕を持つこと、目標が明確になり、突き進んでいる状態であること、一歩先、二歩先のイメージを持ちながら進めることなど、現在よりも良い方向へと行動や気持ちの変化が必要となってきます。

就職活動の期間は、エネルギータンクの総量が減っている人も多くいるでしょう。
だから、行動が消極的になったり、ネガティブな思考で埋め尽くされたり、焦って空回りしたりしがちです。
そのような状況になるのは、当然で当たり前のことかもしれません。

でも、もう一度社会に出て、働くためにはエネルギータンクの総量を増やしていかないと、ついていけません。
だから日々の生活の中で徐々にエネルギータンクの総量を増やす取り組みをしていきましょう。

また、エネルギータンクの総量は自分が限界だと思っている枠を超えて膨らむ時があります。
それは、まだやっていないことにチャレンジすること、ホンモノの本気を出すことができた時です。

まだまだ自分の限界は自分で決めるものではありません。
「できるはず」。そう思うことでもエネルギータンクの総量がちょっと増えるはずです。


【コラム】「0を1にすること」と「7から9にすること」は難しい

0(ゼロ)を1にすることって難しいですよね。何もないところから新しいものを生み出すのは、なかなか大変なものです。

しかし、そこから生み出されるものは、代えがたい存在なのではないでしょうか。

昔テレビの番組で大型バスを人が引っ張るような企画があったのですが、最初はなかなか動き出しません。力いっぱい引っ張っても、ピクリともしなかったです。そこから本気の力を出したらバスがちょっと動くのです。動いたら、あとはズルズルズルと……。
一回動き出したら、そのまま惰性で動くのです。
まさに0が1になった瞬間でした。

ここで考えたいのは、その先です。
1になったら終わりではありません。
10まで工程はあるのです。
2→3→4→……→7と順調に物事は進みます。

そして8を迎える頃にもう一つの山場にさしかかります。
山登りを想像してみてください。
行程が1000mあるとします。最初はなだらかなので、順調に進みますが、途中から急に悪路になったり、斜面が急になったりします。
もう少しでゴールというところで、今までがウソのように厳しい環境が待っているのです。

もしかしたら2→7の行程と同じくらいの疲労感が7→8→9にはあるかもしれません。

この最後の山場を越えれば、晴れてゴールです。

就職活動も同じかもしれません。

何もない絶望感や空虚感から一歩を進めることで、0から1に。
紆余曲折を繰り返し、面接に臨むのが7から9。

9から後は、ゴールへウイニングランをするかのように、淡々と物事が進みます。

この「0から1」「7から9」を一緒に乗り越えましょう!


【コラム】就職活動のスケジュール感

世間ではゴールデンウィークも終わり、求人・採用に関しても活発化しつつあるようですね。

求人は3か月区切りで動くことが多いようです。
4月、7月、10月、1月と年間で4つの節目があると考えます。
年間で一番求人が多くなるのは3月で、4月入社に合わせるという感じでしょうか。

4月入社といっても、前任者からの引き継ぎがある場合を想定すると、4月1日に入社するよりも前倒しで入社を希望する場合があります。
また、前任者が有給休暇を取得する場合や事前研修がある場合も想定すると2月半ばから出勤してほしいと希望する企業もあると考えられます。

先ほどの年間の区切りで次にやってくるのが、7月。先の4月入社の例から考えると、5月半ばからの出勤を望んでいる場合が推測されます。

そうです。今です。

今、まさに新たに求人を出している企業が増えつつありますし、上記のスケジュールに合致しますよね。

前職を3月で退職されて、ひと月はあれこれ手続きをして、気が付けば世間は大型連休。大型連休が明けて、さあこれからやるぞ!と思っている時(今、現在)がピークの始まりです。

自分に見合った求人情報をいかに見つけるかが、ポイントとなります。求人数が多ければ、確率的には採用率も向上しますが、同様にライバルも増えてきます。早めに動き出すことで、ライバルがまだ動いていない段階で決着がつく場合もあるでしょう。

みなさんが就職活動を成功させるためには、積極的な行動が必要となります。

いくつも内定をもらったとしても、働ける会社は1社しかありません。

その1社を見つけることが就職活動ですので、相談室でも全力で応援したいと思います。


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