はたらくノウハウ

【相談日記】「今」何を選ぶのか~Aさん(40歳代前半・男性・アルバイト)~

相談室ご利用のAさん(40歳代前半・男性・アルバイト)は、長年食料品製造のアルバイトを行っていますが、将来を考えて正社員での就職を考えています。しかし、転職活動をしたい気持ちは持っているものの、なかなか積極的に活動を進められないでいました。
いざ、求人情報を探してみても、しっくりくるものが見当たらない……。そんな日々が続いていたのです。

ある時の相談で、求人情報を探す基準を聞いてみたところ、「できそうなもの」「過去にやったことがあるもの」を選んだとのことでした。
それらは、今までアルバイトとして従事していた内容のものが多く、結果的に正社員として求められる業務内容ではなく、非正規雇用で求めらる内容であったのは、当たり前のことだったのです。

そこで、視点を変えてみることにしました。ちょっと未来を想像してもらったのです。
5年後の姿。10年後の姿。
家族とどのように過ごしているか。
その時の家族の年齢はどうなっているか。
その生活を送るために必要な資金はどのくらいか。
その資金を得るためにはどんな仕事に就いていればいいのか。
具体的に細かくシミュレーションしていきました。

するとどうでしょう。
今、目の前にある求人内容では到底無理であることがわかりました。

今すぐでなくても5年後に、想像する理想の生活像に近づけるために「今」何ができるか。

そう考え方を変えた時に閲覧していた求人内容は全て却下となったのです。

新たに求人情報を探す際には、「今、できること」と「将来、できるようになっていること」の両面を考えていこうと方針が立ちました。

もちろん今までの経験は無駄にしません。
さまざまな角度から経験を活かしつつ、正社員として求められるもの(スキルや業務範囲)に応えることができる職を探していっています。

今までモヤモヤしていた就職活動。
これからはややスッキリした考え方で積極的に動けると思います。


【コラム】就職活動のジレンマを解消する

就職活動を行う中で、様々なジレンマが生じてきます。たとえば、「早く就職を決めたいのに、なかなか動けない」「やる気がみなぎっているのに、合いそうな求人が見当たらない」といった感じです。
これらのジレンマは、「結果的に動きが鈍る」ことにつながります。動きが鈍ると、新たな課題・問題点が発生してきます。経済的な不安が大きくなってきたり、職を離れる期間(ブランク)が長くなり評価が下がるとともに、即戦力として機能するかの不安が大きくなったりしてきます。
そのような状態になってくると、以前にも増して動きが鈍くなりがちで、悪循環に陥っていると言えるでしょう。
この悪循環に陥らないためには、どうしたらいいのでしょう。
それは、自分のニーズ(要望)を社会のニーズに合わせていくことでしょう。

ニーズが合致していないと、うまくマッチングは成されません。
しかし、社会のニーズはそう簡単に変わらないものです。
そこで、自分のニーズを変えていくことが必要となります。
要するに、社会から求められているものに自分を変えていくのです。

では、社会のニーズとは何でしょうか。
人材が不足している業界や職種も多々あります。その中で「自分ができる」ものに着目してみるのもよいでしょう。
また、より広く社会のニーズを知ってみることも良いでしょう。将来的なニーズを考えてみることもよいでしょう。

そこには、課題があるはずです。その課題を解消するために「自分ができること」「自分がやってみたいこと」に労力を費やすと、「働く」ことにつながります。

また既に悪循環に陥っている場合は、どこかで流れを断ち切らないといけません。
うまく循環していた時期(バリバリ働いていた時や高い評価を受けた時など)と比べて違いを知りましょう。
おそらく、自分にとって良くない行動が習慣化されつつあるので、解消する必要があると考えられます。
従って、良い行動を心がけることで、好循環に変化していくことにつながります。
知らず知らずのうちに、良くない行動や思考が積み重なっていますので、意識的に解消していくことが求められます。
その改善プログラムを就職活動の計画の中に位置づけてみましょう。

いつでも前向きに行動・思考することで、次のドアが開かれると思います。


【コラム】求人情報と親和性について

お仕事を探そうとする時、「自分ができそうな仕事」を条件に検索していませんか?特に未経験の職種に挑戦しようとする場合にその傾向が多いようです。
しかし、企業が考える「できる」と自分が考える「できる」にギャップがあれば、アンマッチな結果になってしまいます。

自分では「できる」と思う要因としては、「簡単そうだ」「誰でもできそうだ」と感じている場合が多いようです。
その中で自分が選ばれなければならない理由を企業側は求めているのではないでしょうか。
「できる」の中でも「よりできる」を求められるものです。
それは過去の経験値であったり、スキルであったりするでしょう。また、健康面や体力面も考慮されるでしょう。
その点をアピールして、「他のエントリー者よりできそうだ」「既存の職員と同等にできそうだ」「業務を滞りなく進められそうだ」という安心感を与える必要があると思います。

要するに、仕事の探し方として、自分との親和性を考慮することが必要なのです。
専門的に行ってきた分野であったり、分野は違えど業務内容が似ている経験であったり、何らかの似ている点を伝えないと、相手に安心感を持ってもらえません。

初対面の人と打ち解けるには、共通の話題を探したりしますが、それと一緒のことだと思います。

たとえば、過去に携わった専門分野を思い浮かべて、抽出したキーワードをもとに求人検索することでも自分と求人情報との親和性は高くなるのではないでしょうか。

まずは、自分を作り上げている要素となるキーワードを抽出し、そのキーワードから導き出された求人情報を見て、自分が業務遂行可能かどうかを判断する。このような流れで求人情報を検索することも有効かもしれません。

そうすることで、「よりできる」人材としてアピールすることがしやすくなると思います。

自分のキーワード探しを一緒にしたい方は、ぜひ相談室をご利用ください。


【コラム】応募書類をつくる前に

就職活動では、応募書類を作って、応募して、書類選考を受けることが一般的になっています。

多くは、履歴書や職務経歴書、エントリーシートといったものが応募書類となっています。
時には小論文など、考え方を問うものがある場合もあります。

みなさんが多く悩んでいる応募書類についてですが、「書き方」と「魅せ方」に分けて、解説していきます。

まずは「書き方」。

ここで言う書き方とは、書くためのルールについてです。

書き出す前に、何を書かなければならないかを把握しましょう。
自分の氏名や生年月日、住所、電話番号等の基本情報は大丈夫ですよね。
つまずくとしたら、自分の履歴。
学校を卒業した年月や入退者社の年月、職業訓練に行っていた期間……。
職歴は、たとえアルバイトでも、正確に把握しておきましょう。
そして、資格の項目です。
保有している資格の正式名称や取得年月等を確認しておきましょう。
正確な情報が手元でわからない場合は、主催者に連絡すると判明することもあるようですので、きっちり確認をしておきましょう。

そこまで準備ができたら、履歴書の学歴・職歴欄、職務経歴書の経歴の箇所は書けそうですね。

この時、次の点について注意をして書き出してください。
「時間に余裕を持って作成する…だいたい1~2時間かかります」
「自分に合った市販の履歴書・フォーマット(テンプレート)を選ぶ…トレンドはA4版」
「取り返しのつかない事態を避けるために必ず見直しをする」
「手間がかかるのは承知ですが、古い履歴書の使いまわしはNG」
「誤字・脱字・略字はNG」
「鉛筆・シャープペンシル、修正液の使用はNG。流行の消せるペンも控えましょう。」

ほかにも、「年号は統一して書きましょう」「ていねいな字で書きましょう」等ありますが、気を配って書きましょう。

さて、ここからが「魅せ方」です。
多くの応募書類が企業には寄せられます。
他の応募者(ライバル)との違いを明確にしなければ、年齢や履歴、資格の有無等、代えがたい事実だけで判断されてしまいます。

相手にいかに読んでもらうかを考えていきましょう。
「見やすいレイアウトを心がける」
「一方的な主張は避ける」
「事実を淡々と述べるのではなく、状況を簡潔に説明する」
「内容を濃くする」

特に最近は職務経歴書で差がつきやすいと思います。
職務経歴書は、「職務経歴のみを記載するもの」ではなく「自己紹介をするためのもの」として捉えましょう。
だから、自分のアピールポイントをエピソードを交えながら、しっかり表現することが求められます。

また、「ややこしいから、面接で会った時に話そう」と書くことを省略すると、相手にとって「わかりにくさ」が増します。
面接にたどり着ければよいですが、面接に呼ばれないと伝えようがありません。

シンプルかつ漏れなく、相手が求める内容を書くことが求められます。

「そんなの一人で考えられない!」という場合は、ぜひ相談室にお越しください。


【コラム】ネガティブな情報の伝え方

就職活動をしていると、引け目を感じる内容をどのように伝えようかを悩みますよね。
過去の転職回数が多いことやブランクがあること、資格やスキルを持っていないこと……。

ネガティブな内容なので、なんとなくフタをしたくなる気がするのですが、事実は事実なので、いつかは直面する課題になります。

そこでは、(1)ネガティブ要素をポジティブに捉えること、(2)ネガティブ要素を克服しつつある状況を伝えること、の2つの考え方が重要になってきます。

(1)の場合は、物事の捉え方の話です。

コップに水が半分入っているとしましょう。「あと半分しかない」と「あと半分もある」。
事実は同じなのに、捉え方に変化が生じています。

ちょっと補足をすれば、「もっと飲みたいのに、あと半分しかない」か「今までのペースで飲んでも、あと半分もある」となります。

もちろん、水がいっぱいあることが望ましいのですが、半分の状態であればいずれかの捉え方しかありません。
水がこれ以上増える想定がない以上、「あと半分もある」と捉えた方が前向きですね。

また、「熱中して周囲が見えなくなる」「集中すると時間を忘れる」といった内容は、長所と短所が表裏一体であるような表現です。
このようにネガティブワードとポジティブワードを両方組み合わせると、ネガティブ要素は軽減されていきます。

限られた素材の中で、どのように「おいしい」ものを作るかは、シェフ(あなた)の手腕にかかっています。

(2)の場合は、時間の経過の話です。

そこには反省と努力の跡が必要です。
過去のネガティブなできごとを現在において克服している状況を作り出すのです。

幼少期にピーマンが苦手だったとします。そして、今はピーマンに苦手意識がなくなっているとします。

「昔はピーマンが苦手だったけど、母が料理で工夫をしてくれて、今は食べることができます」

このとき、「昔からピーマン苦手の人は今もピーマンが苦手である」という話にはなりません。
「今はピーマンを食べることができる人」という認識をされるはずです。

そこには、母による料理の工夫という努力の跡が変化をもたらしているという理由も添えられています。

このように時間の経過が変化をもたらすことも多いのではないでしょうか。

逆の話もあります。
高校時代に駅伝で優秀な成績を残した50歳の方がいるとしましょう。
その方が、高校卒業後、走ることをほとんどしていないのに、「駅伝が早い」と言っていたら、自慢に聞こえますし、本当に?と疑問を感じる方もいると思います。
本当は「昔は駅伝で足が速かったけど、今はぜんぜんダメ」が正しそうですね。

こんな場合は、「昔駅伝で厳しい練習に耐えたおかげで、今も厳しいノルマに応えることができる」といったように、「厳しい環境で乗り越えられる自分」をアピールしてはいかがでしょうか。

「物事の捉え方」や「時間の経過による変化」でネガティブ要素を軽くしましょう。
ただし、楽観的に捉えすぎることにはご注意ください。


【コラム】チャンスをつかむために

チャンスって、待っていたら訪れるものなのでしょうか。
多くの人がその問いに対して、「そんなことはない」と答えそうですが、実際に待っている人も多いのではないでしょうか。

チャンスをつかむには、入念な準備が必要です。
そして、訪れたチャンスを冷静に受け止め、確実につかみとるから、達成できるのだと思います。

「運がいい人」ではないのです。

チャンスというのは、猛烈なスピードで目の前を通り過ぎていくものですし、いつ来るかは予期できません。

だから、チャンスをつかむ努力を習慣化しておくことが必要なのです。

チャンスをつかむには、「はっきりした目標や夢を持っている」「準備をしている」「自分から行動をしている」「すぐ行動をしている」「人間関係を大切にしている」「変化を恐れない」「ピンチをチャンスにできる」ことが重要だと言われています。

チャンスの場面というのは、得てして重要な場面が多いと思います。だからいろいろ考えなければならないですし、決断を迫られることも多いものです。時には苦しむことになるかもしれません。しかし、その局面を打破することが次のステージへの幕開けなのです。

スポーツでたとえると、野球の逆転満塁ホームランを打つことやサッカーでここで点を決めたら勝負が決まるといった局面でどんな結果を残すかによって、将来が左右される状況に似ているでしょうか。

このチャンスをものにするかどうかは、普段の自分の暮らし方が活きてきます。そして「運」も必要です。

もしかしたら目の前の何気ない物事が「チャンス」かもしれません。

そこを本気でつかもうとするかによって、未来が変わるかもしれませんね。


【コラム】エネルギー理論

人は、「持っているエネルギーを使うことで日常を生活している」と想定します。突然、何を言っているのだと思われるかもしれませんが、自分が持っているエネルギーの量に応じて、行動する容量が変わってきます。そして、エネルギーの量は人によっても違いますし、置かれている状況によっても変化します。エネルギーは、喜ぶ時も、怒る時も、哀しむ時も、楽しむ時も使うものです。だから、エネルギーを怒るだけで使い果たしてしまう時もあります。もったいないですね。

エネルギータンクの総量が10の時に、怒りの行動によりエネルギーを10使うと、残りのエネルギーは0になるので、何もできません。
それなら、怒りではなく、ポジティブなことにエネルギーを消費した方が得ですね。

でも怒る時は怒るのです。じゃあどうすればいいのか。

エネルギーの総量を増やしてみましょう。

たとえばエネルギーの総量が100になったと仮定します。

先ほどのように怒りにエネルギーを10使ったとしても、90残ります。
残りの90は、他の要素に使えますし、怒りのエネルギーをちょっと増やすこともできます。

エネルギーの総量は、個人や状況によって変化すると言いましたが、いきいきとしている時が一番満たされているのではないでしょうか。
誰かの役に立っている、仕事の成果が出ている、良い評価を受けることができている……
そんな時は、エネルギータンクの量は、大きくなっているでしょう。

しかし、仕事を退職し、希望を見出せなく、何をしたらいいのかわからない状況になっていくと、エネルギータンクの量は小さくなってしまいます。

エネルギータンクの総量を増やすには、心に余裕を持つこと、目標が明確になり、突き進んでいる状態であること、一歩先、二歩先のイメージを持ちながら進めることなど、現在よりも良い方向へと行動や気持ちの変化が必要となってきます。

就職活動の期間は、エネルギータンクの総量が減っている人も多くいるでしょう。
だから、行動が消極的になったり、ネガティブな思考で埋め尽くされたり、焦って空回りしたりしがちです。
そのような状況になるのは、当然で当たり前のことかもしれません。

でも、もう一度社会に出て、働くためにはエネルギータンクの総量を増やしていかないと、ついていけません。
だから日々の生活の中で徐々にエネルギータンクの総量を増やす取り組みをしていきましょう。

また、エネルギータンクの総量は自分が限界だと思っている枠を超えて膨らむ時があります。
それは、まだやっていないことにチャレンジすること、ホンモノの本気を出すことができた時です。

まだまだ自分の限界は自分で決めるものではありません。
「できるはず」。そう思うことでもエネルギータンクの総量がちょっと増えるはずです。


【コラム】「0を1にすること」と「7から9にすること」は難しい

0(ゼロ)を1にすることって難しいですよね。何もないところから新しいものを生み出すのは、なかなか大変なものです。

しかし、そこから生み出されるものは、代えがたい存在なのではないでしょうか。

昔テレビの番組で大型バスを人が引っ張るような企画があったのですが、最初はなかなか動き出しません。力いっぱい引っ張っても、ピクリともしなかったです。そこから本気の力を出したらバスがちょっと動くのです。動いたら、あとはズルズルズルと……。
一回動き出したら、そのまま惰性で動くのです。
まさに0が1になった瞬間でした。

ここで考えたいのは、その先です。
1になったら終わりではありません。
10まで工程はあるのです。
2→3→4→……→7と順調に物事は進みます。

そして8を迎える頃にもう一つの山場にさしかかります。
山登りを想像してみてください。
行程が1000mあるとします。最初はなだらかなので、順調に進みますが、途中から急に悪路になったり、斜面が急になったりします。
もう少しでゴールというところで、今までがウソのように厳しい環境が待っているのです。

もしかしたら2→7の行程と同じくらいの疲労感が7→8→9にはあるかもしれません。

この最後の山場を越えれば、晴れてゴールです。

就職活動も同じかもしれません。

何もない絶望感や空虚感から一歩を進めることで、0から1に。
紆余曲折を繰り返し、面接に臨むのが7から9。

9から後は、ゴールへウイニングランをするかのように、淡々と物事が進みます。

この「0から1」「7から9」を一緒に乗り越えましょう!


【コラム】就職活動のスケジュール感

世間ではゴールデンウィークも終わり、求人・採用に関しても活発化しつつあるようですね。

求人は3か月区切りで動くことが多いようです。
4月、7月、10月、1月と年間で4つの節目があると考えます。
年間で一番求人が多くなるのは3月で、4月入社に合わせるという感じでしょうか。

4月入社といっても、前任者からの引き継ぎがある場合を想定すると、4月1日に入社するよりも前倒しで入社を希望する場合があります。
また、前任者が有給休暇を取得する場合や事前研修がある場合も想定すると2月半ばから出勤してほしいと希望する企業もあると考えられます。

先ほどの年間の区切りで次にやってくるのが、7月。先の4月入社の例から考えると、5月半ばからの出勤を望んでいる場合が推測されます。

そうです。今です。

今、まさに新たに求人を出している企業が増えつつありますし、上記のスケジュールに合致しますよね。

前職を3月で退職されて、ひと月はあれこれ手続きをして、気が付けば世間は大型連休。大型連休が明けて、さあこれからやるぞ!と思っている時(今、現在)がピークの始まりです。

自分に見合った求人情報をいかに見つけるかが、ポイントとなります。求人数が多ければ、確率的には採用率も向上しますが、同様にライバルも増えてきます。早めに動き出すことで、ライバルがまだ動いていない段階で決着がつく場合もあるでしょう。

みなさんが就職活動を成功させるためには、積極的な行動が必要となります。

いくつも内定をもらったとしても、働ける会社は1社しかありません。

その1社を見つけることが就職活動ですので、相談室でも全力で応援したいと思います。


【コラム】就職活動期間は「変化」するのに絶好の機会

就職活動をすることで自分自身が変化したポイントはどんなところがありますか?

就職活動の期間は、履歴書にも書かないですし、なんとなくブランク期間として認識してしまうことが多いようですが、就職活動の期間こそ、自分が変化したことを伝える絶好のタイミングです。

しかし、伝える術がないのが現状です。

就職活動を行うことで考え方が変わったり、性格が変わったり、価値観が変わったり、周囲にいる人の顔ぶれが変わったり、生活リズムが変わったり……していませんか?

そこに成長した証拠が残っているのだと思います。

前職を退職して、就職活動を経て、同じような職種の企業で働く。

このような場合は、何かが大きく変化したと感じないと思います。

しかし、就職活動中に壁にぶち当たったり、目の前が暗くなったりすることで、何かを変化しなければならないと感じ、人は変化をしようとします。

その変化こそが自分自身の成長だと捉えることはできないでしょうか。

前述したように同業・同職種から同業・同職種への転職をするような「予定調和」ばかりではありません。
むしろ、予定通りにいかない方が多いと思います。

そんな時は、「変化」を伝えなければ相手は納得しません。

「前職は〇〇だったのに、なぜ職種を変えているのですか?」
このような質問を面接で受けるたびに回答に苦労しているのであれば、変化したポイントを話してみましょう。

変化は、何かのきっかけがあり、行動を変え、考え方が変わり……となるはずです。
そのストーリーを話すことで納得してくれるのではないでしょうか。
また、自分自身も自信を持って伝えることができると思います。

就職活動の期間に何をしたのか。どこが変化のきっかけだったのか。

そのようなことを把握するためには、記録をしておくことが大切だと思います。
就職活動の日記ですね。

よくスポーツ選手がノートをつけているのと一緒です。

就職活動を行うことで自分が変化したポイントを整理することで、就職してからのビジョンが描きやすくなると思います。

一度試してみてはいかがでしょうか。


【コラム】新たな環境への順応について

新年度を迎え、気持ち新たにそれぞれの道を進んでいるのではないでしょうか。
4月から新たな職場で働いている方。転職活動をはじめた方。スキルアップのための勉強をはじめた方。
自分も周囲の人も環境が変わる中で、その環境に順応していかなければなりませんね。

自分が思う「あたり前」と他人が思う「あたり前」が違う時があると思います。
それぞれのあたり前の中で生活しているだけなのですが……。

そんな場合、何が正しいのかわからなくなることもあります。
職場での正義。社会での正義。家族での正義。自分の中での正義。
正義とはいったい何なのか……。

言えることは、それぞれの立場において、悪意がないだろうと推測できることです。
たとえば、足を引きずっている人に肩を貸すことが正しいのか、自力で歩けるように放っておくのがよいのかということです。
足を引きずっているのですから、肩を貸したくなります。しかし、その人がリハビリ中であれば、肩を貸すことが自力で歩けるようになることを妨げることにつながるかもしれません。

これは、その人なりの背景や理由、目的を知らないままに、判断すると間違った判断をしてしまう可能性が出てくることを示唆しています。

だから、背景や理由、目的を知ることが大切なのです。
その背景等に沿った中でアプローチやプロセスに違いが出ても、大きくズレることはありませんよね。

また、このような状況の中では、自分のことを優先的に考えることは控える方がよいのかもしれません。
背景や理由、目的に共感し、その中で自分自身ができることを考えた方が、スムーズな関係性を築けたり、よりよい成果が生まれたりすると思います。

人はできることに限りがあります。誰かの力を借りながらでないと生きていけないと思います。
お互いが補いあってこそ、よいものや優れたものが生まれてくるのだと思います。

自分より大きな存在と感じる人(上司や社長や会社全体など。時にはお客様や自分の家族、友人の場合もある。)が思い浮かべている背景や理由、目的を理解しようと努めることで、自分自身の役割が明確になるはずです。

今、働いている方も、就職活動をしている方も、自分の役割(「自分がやらなきゃ誰がやる」くらい思えること)を受け止めることができれば、自然と行動として表れると思います。

新しい環境への順応は、時として難しいものですが、解けない問題ではありません。問題を解くためにひとつずつクリアしていきましょう!


【コラム】「できること」は何ですか?

就職活動では「自分と相手とのニーズが合致したら採用が成立する」とシンプルな方程式が成り立ちます。

自分のニーズとは、給料や労働時間、就業場所、雇用形態等の待遇条件、仕事・業務の内容、企業の体制や制度等の企業概要等、です。
相手のニーズとは、募集している仕事・業務ができるかどうか、です。
仕事・業務ができるとはスキルや能力はもちろんのことながら、「人間関係を良好に築くことができるか」「勤務に関して心身共に健康な状態で、無理なく実行できるか」が重要になってきます。

スキルや能力に関してのできるかどうかは、過去の経験値や保有資格で判断される場合が多いように思えます。

良好な人間関係を築けるかや心身ともに健康な状態で仕事に取り組めるかは、やってみなければわからない側面もありますが、過去の履歴から推測される場合が多いように思えます。

しかし、経験がない職種へのチャレンジや過去の履歴に自信がない場合は、困ってしまいますね。

そんな時は、過去のキャリアの因数分解を行うと見えてくるものがあります。

たとえば、飲食店でホールの接客をしていた経験があるとしましょう。
その場合は、お客様を席に案内する、料理の注文を受ける、注文通りに料理を届ける、レジで会計をする等、どの店でも行う業務があります。
この経験のみを活かそうと思えば、飲食店で働くことが一番王道なのではないでしょうか。
では、先ほども述べたように、違う職種へチャレンジする場合は、これらの経験から職能の要素を抜き出す必要があります。

この飲食店が大衆的なお店だったら、老若男女に分けて接客の方法を変える、大人数のお客様を効率的に席に誘導する、飲料水の給仕をお客様からのリクエストがある前に行う等が特徴的な職能かもしれません。

この飲食店が小規模で家庭的なお店だったら、お客様とコミュニケーションを図る、お客様の好みに合わせて席を誘導したり、おススメ料理を提案したりする等が特徴的な職能だと言えるでしょう。

このように、お店のスタイルや様式、お客様の層によって、特徴的な職能は違ってきます。
この部分は、職務経歴だけでは見えてこない部分ですが、自分の中の特徴的な面でもあります。

さて、この面を抜き出して、自分の職能を考えてみましょう。
先の例で言えば、飲食店の基本的な経験値にプラスできる部分です。

どんな能力・スキルを培ったのか。それは自分にフィットしている(自分らしい)のか。

そのように考えて、「できること」を発見していきます。

そして「できること」が企業側へお土産として伝えることができます。

自分の「できること」探しをしてみましょう!
もちろん、相談室で一緒に考えていくこともできますよ。


【コラム】ライバルを意識しよう

就職活動を行う中で、自己アピールが重要になってきます。
自己アピールをする時に、意識しないといけないことがあります。それは「ライバル」です。

同じ求人案件に、複数の方が応募されているケースがあります。自分以外の人は「ライバル」です。
ライバルと競争して、採用を勝ち取ることが就職活動の1つの目的となります。
ライバルが自分より求人職種の経験が長い…自分より上位資格を有している…そのような状況を意識して、自己アピールをすることが必要となります。
たとえば、配達の仕事の場合、運転免許証を保有していることをアピールしても差はつきません。差は、運転技術や心がまえ等で差がつくと思います。

では、何をアピールしたらよいのでしょうか。

それは、その仕事をやっていけるという根拠です。
なぜその仕事をやっていけると思ったのか。「なぜ」を繰り返して掘り下げていくと、アピールする素材が見えてきます。
また、その仕事で求められるものは何かを掘り下げていっても素材が見えてきます。

その素材を自分の経験や性格をもとに肉付けていきます。

そうするとオリジナルの自己アピールになってきます。

実績や経験、資格だけではないアピールポイントを文章にまとめて応募書類に記したり、面接で披露したりしてください。

また、「ライバル」は同時期の応募者に限らないケースもあります。それは職場で現在働いている方や以前働いていた方のことです。
それらの方々と比べられることもあると思います。その場合は、「明日からでも働けそうだ」「既に働いていたのではないか」と思ってもらうことが大切です。

独りよがりのアピールではなく、ライバルを意識し、自分をよりアピールしていきましょう。


【コラム】決断をするために

決断。就職活動の時にも必要なキーワードですね。意思決定と置き換えることもできます。
決断や意思決定ができない場合によく出てくる言葉が「優柔不断」。
いつまでたっても悩んで決めることができないような状態です。
それは「いくつかの選択肢の中から選ぶことができない状態」だと捉えられます。

そんな時は、選択する基準(決め方)を作ることで解消すると思います。

しかし、その選択肢がない場合も決断や意思決定ができない状況に陥ります。
選択肢がそもそも思い浮かばなければ、決断するにしてもできませんよね。

だからまずは選択肢を並べてみることが肝心です。

選択肢は、多ければ多いほど良いというわけではありませんが、ある程度の数はあった方がよいと思います。
ある程度の多さの選択肢から選んだら、そんなに間違いはないのではないでしょうか。

ここで、選択肢が出てきたら、決断や意思決定の時です。

決断力がない人は、時間がかかる傾向があります。考えすぎて、タイミングを逃したり、後悔したり、結果的に時間を無駄にしたりしていませんか?

その場合は、慎重に物事を考えていたり、情報収集を入念に行っていたりと、決断するための行動をしているけど、周囲から見たら「時間がかかる」と評価を受けてしまうのだと思います。

決断や意思決定をするためには、基準を作ることが必要だとありましたが、何をもとに基準を作ればよいのでしょうか。
価値観や考え方、大事にしたいことなどから、優先順位をつけて考える必要があります。

その時の考え方として、「自分だけはうまくいくと考える」「ひとつの選択肢しか見えなくなる」「他人のアドバイスを鵜呑みにする」「周囲に流されて判断してしまう」「広い視野で考えない」「タイミングを読み違える」「状況の変化を考慮しない」「運と実力を一緒に考える」ことをすると決断や意思決定が鈍るようです。
「問題を正確に理解し、その問題を解決することが優先度が高いかどうかを確認し、偏った選択肢にせず、未来から逆算してできることを想定し、選択によるリスクを把握する」ことが大切なようです。

また、別の考え方として、何かする決断と何もしない決断の両方があることも意識しておきましょう。

よく直感で答えましょうと言われますが、「直感=決断」ではありませんから、ご注意を。


【コラム】仕事を山登りにたとえてみる。

突然ですが、山登りってしたことありますか?
「そこに山があるから」という有名なセリフは、人類で初めてエベレスト登山に成功した登山家の言葉です。

山登りは、ふもとから、頂上をめざして、進んでいきますよね。
通常、ふもとは緩やかな勾配で、頂上に近づけば傾斜がきつくなったり、道が悪くなったりします。

ふもとから近い地点は、「練習」「ウォーミングアップ」と位置付けるのもよいかもしれません。
その山の特徴を知ったり、自分の装備が十分か確認できたりします。

だんだん登っていくと、本格的な登山になってきます。
その時は、ふもとから登ってきた経験が活きてきます。

これを仕事にたとえると、一つの山を職場として捉えてみます。

職場で新人の頃から徐々に仕事の範囲や責務が広がって、年月が経つと見える景色が変わってきます。
山登りでは、ふもとから段々と登っているイメージです。
そして、更に上の目標に向かってどんどんチャレンジしていくような感じでしょうか。

さて、いざ転職活動を行う場面に遭遇した時について考えてみます。

今までの経験が活きる場合は、連なった山をふもとに降りることなく隣の山に移動することになります。
多少、降りますが、ふもとまで降りる必要はありません。
山の特性が似ていたり、今までの経験値が活かせるからです。
同業他社に転職をするようなことでしょうか。

今までの経験が活きない場合や活きにくい場合は、一旦ふもとに降りて、違う山に登ることになります。
ふもとから再び山登りがはじまるのです。
異業種・職種転職や未経験職への転職の時のことをイメージできるでしょうか。

当然、ふもとから登るわけですから、特徴を知ることや装備を確認することからはじまります。
ただ、別の山を登った経験があるので、ある程度スムーズに登ることができます。

山登りの行程を10段階で表現するならば、同業他社への転職は、8段目まで登って、6段目まで降りて、連なる違う山に移動して、再び登り始める。
異業種・職種転職や未経験職転職は、8段目まで登ったけど、一旦、1段目まで降りて、全く違う山に登るようなことです。
1段目から登る始めるには、気力が必要です。
しかし、他の山を登った経験から、5段目くらいまでは通常よりも早く到達するでしょう。

その経験は、仕事上のスキルや知識だけでなく、人間としての人生経験や常識を備えているかが重要です。
一旦はふもとに降りないと、次の山に登れません。
途中から登りはじめることは特徴を知らなかったり、自分の装備が不十分である可能性が高いものです。
悪路や急な天候の変化に対応できるには、基礎が必要だからです。

一旦ふもとに降りて、再び登りはじめる方が、意外と早く頂上近くに到達できるかもしれません。

転職活動の際にも、この考え方を応用してみてはいかがでしょうか。


【コラム】求人を探すポイントが見つからないあなたへ

1月も最終週を迎え、2月になろうとしています。例年通りですと、求人件数は1月から上昇傾向にあり、3月半ばがピークとなると予想されます。

求人数が少ないという悩みが解決されるとともに、新たな課題も出てきます。それは、「どの求人を選べばいいかわからない」という悩みです。

では、どのように求人を探していけばいいのでしょうか。

まず「現実的に明日を考えるのか」、それとも「10年先の将来を考えるのか」によって違ってきます。
もちろん同時に考えることができればいいですが、なかなか難しいものですので、別々に考えていきます。

現実的な明日を考える場合、すぐにでも即戦力となり、活躍できることが求められます。
その時は、自らが保持する資格や経験をもとにしたスキルを押し出していきます。ただし、ただ事実だけを並べても意味が薄れます。そのスキルがどの程度使えて、今後に活きそうなのかを考えながら整理をしていきましょう。
また、ライバルも強力です。自分以上の経歴や資格を持つ人がライバルになるので、一筋縄でいかない可能性も出てきます。

だから、企業が求める必要最低限のスキル以上を猛烈にアピールしても、意味が薄らぐことを理解しておきましょう。

たとえば、配達の求人に応募する場合、運転免許証を持っていることをいくらアピールしても、他のライバルも同様に免許を持っているわけです。また、経理職の求人でも、簿記の資格を持っていることをアピールしても、ライバルたちも同様の資格を持っていると薄らいできます。
そして、配達でも経理でも上位資格を持っていたとしても、企業が求めている人物像とマッチしなければ、オーバースペックと見なされると思います。
よって、職能スキル面以外のアピールポイントを見出すことも必要ですね。

さて、もう一方の10年先の将来性を考える場合、今後の社会で必要とされる仕事かどうかを考えます。
ITやものづくり業界に代表される技術が飛躍的な進歩を遂げることで、より簡便化・効率化され、人の手や知恵が必要なくなる場合も考えられます。
そして業界や会社が斜陽になるとともに、人員削減が行われたりするかもしれません。

10年先でも必要とされるポジションに属するか、伸びそうな業界の企業に属するかがポイントです。

たとえば、日本の社会を表す言葉として「高齢化社会」と呼ばれるものがあります。文字通り、人口構成に占める高齢者の割合が高い状態を示すのですが、その社会は「高齢者」をキーワードとするものが躍進することが予想できます。
では「高齢者」から連想するキーワードは、医療・福祉・健康が主に挙げることができ、更に介護・看護、介護・看護用品、介護・看護施設、介護・看護食、薬、ゆとりある時間、つながり、安心・安全などのキーワードを挙げることができます。これらのキーワードに合致する業種は、福祉はもちろんのこと、建設・建築、食産業、医薬品製造・販売などが挙げられます。
今から10年先の社会を想像した時に活躍できる職種は自ずと見えてきているはずです。

10年先を見据えて、ここ2年くらいで新たなスキルや知識を身に付け、5年後くらいにはある程度マスターし、10年後には大活躍している姿も想像できませんか?

このように考えることで、一般的な定年を超えた年齢でも働き続けることの具体的目標を立てることができそうです。

さて、みなさんが置かれている状況は人それぞれです。一括りに考えることはできませんが、自分に合った考え方で求人探しに当たってみればいいのではないでしょうか。


【コラム】ビジョンを描こう~勝負の分かれ目はここにある~

就職活動を行う上で、どのあたりのビジョンを描きながら進めていますか?

比較的近い時期のビジョンを描く人もいれば、遠い将来のビジョンを描く人もいます。
近いビジョン(短期ビジョン)は、描きやすく、具体性を持ちます。
遠いビジョン(中長期ビジョン)は、イメージ的・抽象的になりがちです。

就職活動も含まれる人生の転機には、その両方とものビジョンを描くことが求められます。

しかし、ビジョンを描いてばかりだと一向に前に進みません。
だから、描きながら修正を繰り返していくような形で進めます。

まずは、中長期ビジョンを描きましょう。
大まかで良いので、5年後、10年後、20年後になっていたい将来像をイメージしましょう。

ここでは方向性を決めるくらいでよいと思います。

旅行に行く時を例にして考えてみます。
まず行き先を決める場合もありますが、本来ならば目的が先行するはずです。

予算額や日程、行くメンバー、達成したいものを整理してから行き先を選択することが多いのではないでしょうか。
「とりあえず東京に行く」→「東京に行くなら、○○に行きたい」となる場合より、
「家族でゆっくりしたいな」→「だったら温泉がいいな」→「日程的に1泊が限界だから、自動車で3時間圏内かな」→「じゃあこのあたりのどれかかな」となりませんか?
もちろん目的が明確になっている場合は、この限りではありませんが、相談室にお越しになる方々は目的が明確に、鮮明になっている場合は少ないように思えます。

だからざっくりとした目的や方向性を決めましょう。

そして、短期ビジョンに移ります。
短期ビジョンの積み重ねが中長期ビジョンにつながっていくわけですから、目的や方向性に沿ったビジョンを描きます。

先ほどのように旅行を例にすると、行き先が東京に決まったなら、行き方(プロセス)は意外と選択できます。
直接東京に行くのか、寄り道しながら行くのかによっても違いますし、新幹線で行くのか、飛行機で行くのか、車で行くのか、ヒッチハイクをするのかによっても違ってきます。
そして、それぞれのプロセスにメリットとデメリットがあるはずです。

その中でも予期できるものとそうでないものがあります。
何気なく寄り道したところが意外と良かったりする場合があるような感じです。

それを楽しむことができるか、計画通りに進まないと楽しめないのか、によっても満足度は変わってきますね。

というわけで、短期ビジョンは幾通りも作ることができます。

その後は、実行するのみです。

実行してみて、違うと感じたらプロセスを変えればよいのです。

今、就職活動を行っている方々の中には、数か月間や数年間のブランク期間がある方もいるでしょう。
そんな時は逆転満塁ホームランを狙いたくなるものですが、そんな機会はめったに来ません。
ブランク期間が長くなるだけです……。

何らかの動きを通じて、一歩一歩進むことが意外と早道だったりします。

中長期ビジョンが描けないという方は、何かをやってみることで道が見えたりします。
食べず嫌いであったりする場合が多いので、何でもやってみるという、挑戦する気持ちを持ってみましょう。

やっている中で見えてきたものを確実に掴み取れば、自分の財産になるはずです。

働く年数が過去に比べて長くなってきている中で、どんなビジョンを描くかが勝負の分かれ目です!


【コラム】年始には計画や目標を掲げよう!

今年最初のメールマガジンです。しごと相談室は1月5日より開室しておりますので、お気軽にご利用ください。

今年は酉年。羽ばたけるように全力応援していきます!

さて、年始に行うことの風物詩として、計画や目標を立てることがありますが、みなさんはいかがですか?
計画や目標の立て方として、「やること」「達成すること」をまず掲げます。そして「なぜその計画や目標を立てるのか」を考えます。その後、計画や目標を達成するための方法や手段を考えます。

ここで挙げたことは5W1Hの中の「What」「Why」「How」にあたります。
このプロセスの中でそれぞれの部分をより深めていきましょう。

まずWhat(やること・達成すること)では、より具体的に目標を定めましょう。
「何でもいいから資格を取りたい」ではなく、「○○の資格を8月までに取得する」といった具合にです。
そんなに具体的に考えられてない方は、「就職活動や今後の仕事に少しでも活きる資格を見つける」が先行する目標なのではないでしょうか。

次にWhy(なぜ)です。先ほどの資格の話を例にすると、「なぜその資格を取らなければならないのか」「他の資格ではダメなのか」「資格を取る以外の選択肢はないのか」といったように、多角的に焦点を当てていきます。もしこの段階でブレてしまったら、Whatの部分が甘いということになります。

最後にHow(方法・手段)です。資格を取るための方法として、スクールに通う、自主学習をするといったことが挙げられそうですが、費用対効果や実現可能性を考えてみましょう。資格取得に専念するのか、何かで働きながら資格取得をめざすのか、それらの弊害(リスク)は何が考えられるか、代替案はないのか……と考えて行きついた答えは、信念を持って進めることができそうです。

1月から3月にかけて、企業の採用活動が活発になります。行き当たりばったりで進む前に、ちょっと計画や目標を立てて行動していきましょう!


【コラム】年末年始の過ごし方

今年最後のメールマガジンの配信となります。年の瀬が近づき、なんとなく慌ただしく感じますね。就職活動をされている方は気が気でないのではないでしょうか。
しかし、年末年始は企業の採用活動が停滞する時期です。
新たな求人が出てこないことや企業内での選考スケジュールが間延びすることも想定されます。

だからと言って何もできないわけではありません。

逆にチャンスと捉えましょう。

自分自身をじっくり考える機会として有効に活用しましょう。今までは腰を据えてできなかったことができる時間があります。

さて、何を考えるのか……。

過去の経験から自分を再発見してみましょう。過去の事実(職歴や学歴)は変えようがありませんが、捉え方は変えることができます。

経験の中で成長したこと。
経験の中で培ったこと。
経験の中で人に請われたこと。
逆に、経験の中で苦手だと思ったこと。

いろいろあると思います。それらのことを思い浮かべて整理をしてみましょう。

それが自分というものです。

また、年末年始になると昔から知っている友人や親せきと会う機会が増えるかもしれません。

そんな時はチャンスです。

会いたくないなと思う気持ちもわかりますが、そこを乗り越えると自分自身の再発見につながるネタが待っているかもしれません。

一年の終わりに、そして一年のはじめに、いろいろ考えて自分を再構築してみましょう!


【コラム】類は友を呼ぶ~職場は価値観が似た者同士の集まり~

「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。「気の合う者や似通った者同士は、自然に寄り集まって仲間を作るものであるということ」という意味です。
学生時代のクラスの中で、いくつかの友だちグループに分かれていたことはありませんでしたか?
そのグループは、なんとなく似た者であったり、同じ志向であったりしている人たちで構成されていませんでしたか?
この自然に集まる人々は、価値観が近いのだと思います。価値観が合うと、よりスムーズな人間関係を築くことができます。逆に価値観が合わないと人間関係がギクシャクすることもあるでしょう。
この価値観が合うかどうかは、仕事や職場、企業においても同様の考え方ができると思います。

たとえば、街にあるコンビニエンスストア。同じ系列でも店によって雰囲気が違うと感じませんか?
もちろん店の立地場所や店舗の広さといったことでも左右されますが、店長やスタッフの人柄や考え方によっても大きく左右されているのではないでしょうか。

仕事や職場、企業の価値観は、社風や経営方針、経営理念、商品・サービス内容、人員体制、個々の働き方等、さまざまな場面で見え隠れします。

どこにゴールを設定しているのか?
何を大切にしているのか?
どんなスタンスで仕事をするのか?

それらの価値観に共感できたり、価値観を共有できたりすると、働きやすい職場であると言えるのではないでしょうか。

価値観が似ている者が集まるのが職場。

まずは、自分の価値観を知ることをはじめなければなりませんね。
今までの経験から大切にしてきた信条や考え方を振り返ってみましょう。
また、苦手な環境を思い浮かべるのも良いかもしれません。その環境を選ばなければ良いのですから。

その次に、職場の価値観を知ることになります。
しかし、そう簡単に働く前に価値観を知ることはできません。
だから、応募書類に自分の価値観をシタタメテ送るのです。
送られた側は、自社の価値観と合致しているかどうかを判断して、返事をするでしょう。
返事があったら脈アリなのではないでしょうか。

応募書類に価値観をしっかり書かないと相手は判断できないので、具体性を持たせましょう。

日本には400万社以上の企業があると言われています。その中で自分の価値観と合う会社を探すのが就職活動かもしれませんね。

価値観を探りたい方はぜひ相談室にお越しください!


【コラム】3分間の積み重ね~面接のキーポイント~

面接は3分間の積み重ねです。たとえるならボクシングのようなイメージでしょうか。

プロボクシングは、1ラウンド(3分間)を10~15回行う間に勝負を決めるルールがあります。場合によっては違う場合もありますが……。

1ラウンド毎にジャッジが行われ、多くは減点方式で採点されます。もちろんKO(ノックアウト)やレフリーストップ等によって、試合の途中で勝負が決する場合もあります。

面接も似ていると思います。面接の時間はだいたい30分~1時間くらいと言われていますが、時にはもっと短い時や長い時もあります。
その面接の時間をどう有効に使うかがポイントとなります。消極的な姿勢だと、勝つにしろ、負けるにしろ、早々に決着する場合も多々ありますね。
ボクシングと同じように最初の3分間を有益に戦うことができれば、次のラウンドに進むことができ、再び3分間の戦いを行うことができます。その繰り返しですね。

面接の構成を考えると、主に「自己紹介」「過去の経歴から得たもの」「志望動機」「自己PR」「活かせる専門スキル」「今後のビジョン」といった内容です。
そのそれぞれが3分間の戦いだと考えてください。
相手が繰り出す質問に対して、的確に答える。その答えから次なる質問が繰り出されて、また的確な回答を投げかける。防戦一方ではダメなので、勝負どころでこちらから質問や意見を投げかける。
面接は敵対関係で行うものではなく、協力・協働体制で場を作っていくものですが、先に述べたイメージがわかりやすいかと思います。

その中で消極的な内容だと、その時点で面接が実質的に終了する場合もあります。面接という名の時間は継続されるのですが、当たり障りのない内容に終始して、その時は既に決着が着いていると考えてもよいのではないでしょうか。

さて、面接に臨むにあたって、みなさんは何らかのレッテルが貼られている場合が多いと思います。

転職回数が多いから、長続きしないのではないか。
年齢がやや高いから、吸収力が弱いのではないか。
異業種転職だから、即戦力にならないのではないか。
経歴内にブランクがあるから、体調に問題があるのではないか。……。

面接がはじまる前に書類選考の段階である程度の想定がなされています。要するにマイナス評価からのスタートの場合もあるということです。
そのマイナス要因を払しょくしていくことが面接のキーポイントです。

そして、面接には準備が必要です。相談室では面接対策の相談や模擬面接を実施しています。また、11月26日には内定獲得セミナーにて「苦手克服!面接対策」を実施しますので、ぜひお越しください!


【コラム】気球の原理~オモリを軽くすることで浮かび上がる~

何かを行動しようと思ってもなかなか動けない……。そんな時は、オモリを外しましょう。

その状態を気球にたとえます。気球は風船部分に熱い空気を送り込んで、浮力を作り出します。

浮力が気球の重さより上回れば浮くのですが、人の乗り降りをする時のためにオモリで調整しています。
オモリを外すと当然軽くなるわけで、浮き上がります。

さて、なかなか動けない人は、気球に乗ってはいるものの、浮かび上がれない状態であると捉えます。
オモリが邪魔しているのですね。オモリは、悩みや不安である場合が多いのですが、人によってオモリの種類は違います。
どれかのオモリを外すと浮かび上がれるかもしれません。一つ、二つと切り離していきましょう。

浮かび上がれば、あとは目的地に向かって飛ぶだけです。

もう一つ、たとえ表現を。

旅先で大きな荷物を抱えていては、充分に楽しむことができませんよね。その場合は、駅などのコインロッカーに荷物を預けるなどして、身軽になってから行動するものです。身軽になると行動範囲が広がり、より楽しむことができると思います。そして、充分に楽しんだら、再びコインロッカーから荷物を出して回収します。

ここでは、預けた荷物が不安や悩み、課題に相当します。要するに、後で回収することも可能なのです。一時的に背負っているものを取り除いて、その間に動いて、機が熟したら再び不安や悩み、課題と向き合うことも、「よし」です。その時は、背負えるだけの器量が備わっているかもしれませんしね。

さて、再び気球の話に戻ります。
気球が浮かび上がれない状態のときも燃料を消費しています。せっかく遠くまで行けるように燃料を用意したのに、ムダに使ってはもったいないですね。
もしかしたら、浮かび上がりたくないのかもしれませんが、その時はオモリを自らの手で増やしているのかもしれません。


【コラム】自分のなりたい像に向けて進む~真のスタートラインに立とう~

今の自分に満足していますか?
変えたいと思う時はないですか?

相談室をご利用される方は程度の差はありますが、「今の自分に満足していない」方が多いと思います。
では、理想の自分に近づくにはどうしたらいいのでしょうか……。

まずは、「現在の状態」のままで時間が進むとどうなるかを考えてみましょう。
そこで出てくるのが、「現状のままで進む未来像」です。その未来像は、楽観的な考えと悲観的な考えの両方を思い浮かべましょう。
その状況が自分の理想像に近ければ、ここまま進んでOKです。
しかし、理想像と大きく違えば、理想にたどり着くことが困難であることは明白です。
そこで、「未来像・理想像」をイメージしてみましょう。これが「なりたい像」です。
なりたい像が明確になれば、あとはそこにたどり着くためのステップを逆に追っていけば、「真のスタートライン」が見えてきて、それが「今あるべき姿」となります。
今あるべき姿と現在の状態に差はあるでしょうか?その差を埋めるのが、「行動のステップ」です。
ということは、現在の立ち位置は、スタートラインではありません。真のスタートに立つことではじめてなりたい像に向けて進むことができます。

ここまでの説明ではイメージがしにくいと思いますので、例を挙げて説明します。
資格試験で点数が取れない人を「現在の状態」とします。
その人がこのままの状態で進むと、何度チャレンジしても点数が取れない状態になります(悲観的思考)。もしくは、このまま進んだ時に、運よく点数が取れる状態になるかもしれません(楽観的思考)。しかし、楽観的思考で合格した資格試験は、実社会で役に立つでしょうか??おそらく難しいと思います。
だから、現在の状態(テストで点数を取れない)から、現在のままで進む未来像(楽観的思考:運よく点数が取れるが、実社会で役立たない・悲観的思考:点数が取れず、資格取得に至らない)は理想像とは、ほど遠いものになっています。
そこで「なりたい像」を思い浮かべます。理想像は、「資格を取得して、社会でバリバリ活躍でき、信頼される専門家になる」と想定しましょう。
では理想像になるためには、資格試験を合格ラインのかなり上で通過することがイメージされ、これが「なりたい像」となります。
なりたい像がわかったら、逆にたどっていきます。

試験前日はおさらい程度で終える……。
過去問題は常に9割以上の正答率……。
部分的でなく、全体的に網羅できている……。
他の人に教えることができる……。

このようなことがなりたい像の少し前の状態でしょうか。

そんな状態になるためには、「1日3時間の勉強を毎日する」「試験の範囲以外の情報も広く知る努力をする」等の行動をする必要があります。
これが「真のスタート(今あるべき姿)」となります。

さて、現在の状態と今あるべき姿との間に差はどのくらいあるでしょうか。
現在の状態が「1日3時間の勉強を毎日する」ことができる環境でしょうか?その環境を作るための準備が「行動のステップ」となり、真のスタートに立つための行動指針になります。

ここでの考え方は、「スタートとゴールはつながっている」ということです。ゴールにたどり着くには、真のスタートに立つ必要があります。真のスタートに立つことができれば、ある程度自動的にゴールにたどり着くことができます。

行き先でたとえると、現在地(兵庫県西宮市)から東京に行きたいときに、西方面(神戸・中国・九州)に向かうでしょうか?おそらく東方面に向かうでしょう。
そのプロセスは電車や飛行機、自動車、自転車、徒歩などいくつもの方法が考えられ、到着までにかかる時間はまちまちですが、たどり着くことができます。

さぁ、真のスタートに立つために現在の状態から少しでも変わっていきましょう。
その変わるステップを全力でサポートしたいと考えています。

161024_今あるべき姿


【コラム】空ぶかしの法則~ブレーキとアクセルの関係性~

前に進みたい気持ちがあっても、前へ進んでいない場面に出くわすことはないですか?
そして、いつの間にかエネルギーを消費してしまって、動けなくなる……。

この現象は、車のアクセルとブレーキの関係によく似ていると思います。

車の場合、アクセルを踏むと前へ進みます。そしてブレーキを踏むと止まります。
では、アクセルとブレーキを両方踏んだ状態ではどうなるでしょうか。
前へ進まず、エンジン音だけが鳴り響くことになります。そうです。空ぶかし状態になります。
空ぶかしでも、ガソリンは消費しますが、一向に前へ進みません。

前へ進むにはどうしたらいいのか。
それは、ブレーキを踏まないことです。ブレーキを徐々に離していくと、前へ進むようになります。

みなさんの周りで同じようなことは起こってませんか?
前へ進みたいけど、前へ進めないのは、何らかの要因でブレーキを踏んでいるのではないでしょうか。
もちろん、就職活動についての悩みもあれば、家族や家庭の悩み、将来への悩みなど、多くの悩みを抱えています。
だから、大きな決断の時にはブレーキを踏みがちです。
しかし、ブレーキを踏んでいれば、前へは進みません。その場で立ち止まるのみです。

ブレーキとなっている要素は何でしょうか。「今」解決できることでしょうか。「今」解決しなければならないことでしょうか。
もしかしたら、余計なブレーキを踏んでいるかもしれません。

安全運転で前へ進もうと思うなら、ブレーキを離した状態で、徐々にアクセルを踏み込むことが求められます。
一度、ブレーキを離してみましょう。

もちろん、前方に危険が迫ったら、迷わずブレーキを踏んでください。
一度立ち止まるのもアリです。


【コラム】就職活動中の時間の使い方。啓発的経験はしてますか?

日々の相談の中で、「就職活動中の時間の使い方」を聞かれる時があります。
働きながら就職活動を行っている方は、業務時間外や休日に活動を行うので、就職活動の時間は限られてきますが、失業中の方は就職活動に充てることができる時間が多くあると考えられます。

しかし、就職活動と言っても1日8時間費やすことはないですよね。せいぜい1日3時間程度ではないでしょうか。
就職活動中には、求人情報を探すことや応募書類を作成すること、自分を見直すこと、企業や業界を研究すること、面接対策をすることが主に就職活動として行うことです。

直接就職活動ではありませんが、間接的にはスキルアップの勉強をすることや経験を高めることなどが行うこととして挙げることができます。
他にも、リフレッシュすることや家庭・家族の世話なども就職活動中に行うことでしょうか。

個人のキャリアを形成する上では、自己理解、仕事理解、啓発的経験、キャリア選択に係る意思決定、方策の実行、仕事への適応の6つのステップがあると言われています。
これらの中で「啓発的経験」を行うことが少ないように感じます。啓発的経験とは、選択や意思決定を行う前に経験をすることで、いわばお試しのように捉えてもよいと思います。

ただ漠然と自分に合う仕事ってなんだろうと考えていても、なかなか答えは出ませんし、出たとしても確証が得にくいものになります。
だから、何らかの経験をするという「行動」をすることが非常に大切になってきます。
その行動とは、「相談をする」「仕事に就いている人に話を聞く」などの間接的な行動や「仕事を体験してみる」「ボランティア活動をする」などの直接的な行動まで幅広くできることはあります。

直接的な行動の中で、「仕事を体験してみる」ことは非常に有効ではありますが、特に中高年の方は機会が多くありません。だから「ボランティア活動をする」ことをおススメします。ボランティア活動を通じて、業務を行う上での専門的スキルを身に付けることは難しいこともありますが、コミュニケーション力や事業推進力、現場対応力が身に付きます。併せてそれらの自分の能力値を知ることができます。

これらの行動を通して、自己理解や仕事理解が深まり、選択肢が増えたり、選択に自信を持つことができるはずです。

就職活動中の時間の使い方に悩んでいる方は、ぜひ取り組んでみてください。行動へ移す一歩目がなかなか踏み出せない自分をちょっと変えてみませんか?
相談室にお越しいただき、ボランティアを募集している機関の情報提供やその他の啓発的経験に関する相談も受け付けていますので、新たな自分との出会いのきっかけにしてください。


【コラム】ストレスだらけの就職活動を打破しよう

就職活動中はストレスを感じることが多いものです。
なかなか前に進まない不安や応募書類が通過しないこと、選考されることに対する恐怖心…
就職という人生の大きな転機であることですから、ストレスを感じるのは当然なのではないでしょうか。
しかし、就職活動中だけがストレスを感じやすいのでしょうか。
就職活動以外の部分での心配事もあるでしょう。
就職活動が終わって働き出してからも不安に思うこともあるでしょう。
多かれ少なかれ、人は生きている中で何らかのストレスを感じているのだと思います。
だから「ストレスがない生活がしたい」と思うこともありますが、ストレス無しの生活は真の意味でないのかもしれません。
じゃあどうしたらいいのか?
ストレスを解消する方法を見つけることやストレス状態を緩和する手段を見つけることが必要なのでしょう。
歌う、運動する、思っていることを書き出す、人に話すなど、自分に合ったやり方を探してみましょう。

また、ストレスを感じやすい人は、周囲と比べてしまうことが多かったり、孤立することが多いようです。
独りよがりで進めるという意味ではなく、周囲と自分のゴールや目的は違うので、必要以上に比べることは望ましくないでしょう。
自分のしたいことを持ち、そこに向かって進んでいくことに実直であり続けたいですね。
相談できる相手として、相談室がありますので、ぜひご利用ください。


【コラム】「考える」だけでは出てこない自己PR

「自己PRが出てこない」

そんな悩みをお持ちの方も多いようです。
机の前に座って、いざ履歴書や職務経歴書を書こうと思ったら、言葉が出てこない……。

そんな経験はありませんか?

日常的に考えていないことを考えようとしても、なかなか良いアイデアが出てこないのが実情です。
しかし、考えなければならない。

たとえば、普段の食事。スーパーで買い物をする時、どんなメニューにするかあらかじめ考えていたらすぐに買うべき物が浮かび上がります。
あらかじめ決めておかなくても、スーパーに行って、様々な食材を目の前にして、旬のものや特売のものがあれば、それに沿ったメニューを考えることもできるでしょう。

メニューを考え出すことは、突発的には思い浮かびにくいもので、何らかのヒントが必要なのです。

そのヒントを順を追って考えていくと、浮かび上がってくるものなのではないでしょうか。

私たちが開催している内定獲得セミナーでは、途中に「ワーク」を用意して考える時間を設けています。ただ考えるだけではなくて、順を追って考える。
時間にして10分くらいのワークをすると1つくらいの自己PRのネタは考えつきます。

10分間考える時間があれば、ネタは思い浮かべることができるのです。
それは、今まで頭の中にあった考えや想いを整理することができたからできるのだと考えられます。

過去の職場で評価されたポイントや自分が大切にしたい想い、他者から見た自分……。
そのような事柄を表現することが必要なのではないでしょうか。

過去の職歴を羅列するだけではなく、職歴の中で得た経験値や知識、ノウハウの中で今後活用できそうなものを整理する。
履歴書や職務経歴書をただ書くだけでなく、自分らしさを表現するようにする。
一般的な就職活動のセオリーを自分に合った形でカスタマイズしていく。

就職活動は人生を左右する場面のひとつです。
その場面は大きな決断となるはずです。

大きな決断を下すためにはそれなりのロジック(論理的な考え方)が必要です。

ロジックをしっかり設けて、就職活動を捉えると「想いが叶う」可能性が高まると考えています。


【コラム】面接では「わかりやすさ」を重視

「面接が苦手だ」そう感じていらっしゃる方は多いように思います。

しかし、面接は避けては通れない道です。だから面接への苦手意識を少なくすることが大切です。

面接での苦手意識は、「どんな質問をされるかわからない」「聞かれる内容にうまく答えることができるだろうか」「ネガティブな内容を伝えにくい」といった点から生まれてくるのではないでしょうか。

面接は、「履歴書等の書類では判然としない点を詳しく聞くこと」や「自分の言葉で伝えてもらうことで、書類に書かれている内容を再確認すること」、「コミュニケーションを通じて、人物像を深く知ること」、そして何より、「自社で活躍できそうな人物かを判断すること」が目的であると考えられます。

だから、どんな質問をされるかはある程度想定できます。要はみなさんのことを知りたいのです。活躍できる人物かどうかを判断するために。

質問は、今までの経歴や職務内容から仕事を行う姿を想像できる内容や今後のビジョンを問う内容、長所や短所などの性格やキャラクターに関する内容で主に構成されており、一番苦手意識を感じるのが、最初に挙げた過去を聞く質問なのではないでしょうか。

面接官は、過去の状態を参考に将来のイメージを膨らませます。だから過去についての質問事項が多くなるわけです。

自分の現在までの状態をわかりやすく伝える準備をするべきですね。また、職に就いていなかったブランク期間や職種が大きく変わっている(統一感が一見なさそうな)点、短期間での離職経験等は、面接官の目につく箇所ですので、聞かれるであろうと想定することが求められます。

その中にはネガティブな内容もあると思いますが、過去の事実を変えることはできないので、言いにくいところは重点的に想定しておきましょう。

一方、面接は聞かれるばかりではありません。みなさんが今後働く職場について積極的に質問を行うことや意見を述べることで、より相手は判断しやすくなります。

自分も面接官(企業)もお互いに正確な判断がなされずに採用・入社となってしまうと、ミスマッチが起こる原因となりがちですので、なるべく「素直」な姿勢で臨みましょう。


【コラム】キャリアチェンジの考え方

キャリアチェンジ。全く別の職務内容に変わること。
社内での異動もあれば、転職という形で行われることもあります。

キャリアチェンジを行う時には、0からの再出発なのでしょうか?
そうではないと考えます。今まで培ってきた基礎部分の応用ができるかどうかだと思います。

だから、まずは自分が持っている基礎部分をしっかり見つめることが大切です。

ポータブルスキルこそが基礎部分であり、そのスキルは「対自分力」「対人力」「対課題力」と大きく3つに分類できます。
対自分力は、行動や考え方のセルフコントロール能力のことをさし、決断や忍耐、曖昧、規律、瞬発、持続、冒険、慎重等がといったワード挙げられます。
対人力は、人に対するコミュニケーション能力のことをさし、主張や傾聴、否定、受容、説得、支援、統率、協調等といったワードが挙げられます。
対課題力は、課題や仕事への処理対応能力のことをさし、試行や計画、変革、推進、機動、確動、発想、分析等と言ったワードが挙げられます。

ここで表現されるものは、「自分らしさ」や「価値観」が伴ってくる場合が多く、能力の有無というよりは、そのワードの中でどんなタイプの能力を持っているかが大切だと考えます。
たとえば、「決断」というワードの場合。「すぐに決断する」「慎重に決断する」「広く情報を集めて決断する」「直感を大切にして決断」「過去の事例を見ながら決断」「将来を見据えながら決断」等、様々なタイプに分かれます。自分がどのタイプなのかを把握することが求められます。

その中の「自分らしさ」や「価値観」をアピールして、新しい職場に順応できるかどうかを自分も相手も判断して、順応できそうであればキャリアチェンジの第一歩目となります。
ただ、これがゴールではなくて、実際に順応して新たなキャリアを作っていくことが次のステージです。

じゃあ専門知識を活かすことや今までの経験を活かして転職をした方がいいのではないかと思ってしまいますが、転職後に活躍している人の割合は、「同業種・同職種」「異業種・同職種」「同業種・異職種」「異業種・異職種」のいずれに転向しても大差がなく50%前後だという調査結果も出ています。

転職をしなければならなくなった時、まずは自分の足元を見つめることが大切ですね。


【コラム】ポータブルスキルを見つけよう!

「専門的なスキルが足りない」「実務経験が足りない」と感じて、なかなか就職活動が前に進まない状況の方もいらっしゃると思います。

就職活動でアピールするスキルは、何も専門的なスキルだけではありません。

もちろん専門的なスキルを持ち合わせている場合は、専門職に就くことができると思います。
だからといって、専門的スキルを持ち合わせていない場合は、就職ができないってことはありません。

そこで、アピールするスキルの種類を工夫する必要が出てきます。

「ポータブルスキル」という言葉を知っていますか?
ポータブルスキルは直訳すると「持ち運びできる能力」となります。
もちろん、専門的スキルも当てはまりますが、ここでは業種や職種を超えて、どんな職場でも活用できる汎用性の高いスキルのことをさします。

それは、履歴書に表現されにくい部分で、人柄が表れるところでもあります。
リーダーシップや協調性、チームワーク、コミュニケーション等といった対人スキル、スケジュール管理や調整能力等といった事務的なスキル、明るさや勤勉さ、思考の深さ、洞察力等といった性格的スキル……幅広く考えることができます。

このポータブルスキルを探るには、過去の仕事上の経験を見直すことで見えてくることが多いです。
人から評価を受けた場面や仕事の成果が上がった場面、何かの役割を指名された場面、円滑に物事が進んだ場面等、過去を振り返り、その場面で起こったできごとから探していきましょう。
その際は、紙に書き出すことや人に話すことで見つけやすくなります。

ポータブルスキルを見つけて、活用して、就職活動を進めていきましょう!


次のページ »